2018年3月12日月曜日

志望動機、その前に

「志望動機が書けません💦」
この手のお悩みをよく伺うのですが、上滑りしていることに自覚があるなら
早めに軌道修正しませんか。


自己分析だけでなく業界や企業のことを十分に研究し、
どの方向で打ち出すか対策は立てましたか❓

動機とは、その人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。
モチベーションとは意欲の源になるものですよね。
相手(企業)を知ろうとすることによって動機は生まれ、
知ることによって自分の価値観との整合性が取れるのではないでしょうか。

スクール生に対し意識して指導しているのは
落ちないESの作成❞です✨

現段階での志望動機は、入社願望でよいでしょう。
表現を工夫すれば、憧れでもブランド志向でも何でも構わないと思います。
そういったものって入社当初のモチベーションに繋がるものですから。

逆に学生の狭い価値観と、利用者的視点で考えた志望動機に必要以上に固執すると、
かえって就活の終盤や、入社後に自分の首を絞めることにもなりかねません。
例えば、『おもてなし』『保安要員』をいう部分をキーワード化している人。
ここに専門性や具体性を持たせると、面接官に予期せぬ切り返しにあったときに
言葉に詰まってしまう危険性が高いのです。
航空会社の人間はその道のプロフェッショナルですから、それこそ、
いっさいの妥協を許さない部分だからです。

就職活動序盤の志望動機は、柔軟かつ曖昧なほうが学生らしくて健康的。


ここで誤解しないで最後までお読みください🚩



自分の『働く動機』と『業界志向』を
融合させて書くこと

『働く動機』を書く際は本音ベースで考えたものを外面モードに加工します。
『業界志向』は「進みたい業界はまだ模索中ですが、
長く働くことを意識した企業探しをしています」などでも構いません🆗



あるスクール生は、社会に出るならまずは航空会社で客室乗務職を経験したい、
大手の方が組織もしっかりしてるからと、正直ベースの『働く動機』でした。
『業界志向』はもっと単純で専門が政策創造学部選考に通過しやすいのは
航空業界かなっていうレベルでした。
特定の会社を志望したことは、3月のエントリー時点では全くありませんでした。
説明会や面接の過程で、会社の実態が何となく見えてきて、
この会社でもいいかな?この会社に入社したい!という気持ちにシフトしていきました。

※伽回における公的な問題を発見し、グローバルな視野から解決策を考案・実行できる人材を育成する学部 

合格した学生でもそんなものなのです😉


過去の経験からそれを把握している企業は志望動機をESから削除して、
面接でもあまり聞かなくなりました。
採用サイドが本当に知りたいのは「就活動機」であり、
「あなたにとって、企業を選ぶポイントは何ですか?」
「就職活動におけるあなたの軸は何ですか?」という質問が、
これに近いです。




業界の志望動機を書く時には、同時になぜ就職することにしたのか?
なぜ特定の企業への入社を志望するのか?



この整合性を意識しながら書かなければなりません。




最終面接となると、プレスリリースの耳触りのよい部分だけ触れても
内定とはなりません⚠

企業が本当に欲しいのは、どうしても入社したい!という
ファン的な要素や自分の欲望が丸出しの人ではなく、
費用対効果がありそうな、採用スペック❞にうまくはまる人です☝

【参考】企業って誰のもの?


エントリーシートの質問には
「解答」ではなく、「回答」


IR情報から企業の戦略を熟読していれば相手に照準を合わせることは可能ですよ🎯

今日もスクール生とレッスンがんばりま~す💞

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