2018年1月9日火曜日

お行儀の良さ 生徒 編

先日、エアラインを志望する高校生の方とその保護者の方と
お話しする機会がありました👧👩

そこで話題になったのは留学する高校生は少ないこと、
修学旅行は英語力やコミュニケーション能力、自立性の向上を目的に
外国を行き先としている公立高校も増えているということ。

修学旅行は高校生活のメインイベントのひとつ

学校を飛び出して同級生と海外へ行けるとなったら、
楽しみでしかたがないですよね~🎉


初めての海外旅行の場合は不安も。
お小遣いはどのくらい持っていけばいいのだろう?
洋服は何を 着ればいい?
バッグはどれをを使おうかな?
など、迷うこともとたくさんあるものです。

ようやく当日
しかも国際線の飛行機となったらもうテンションマックスの高校生がほとんどで、
ヤバーイ、ヤバーイの歓喜(笑)

「その制服着てみたい!」👭
「英語ペラペラ?」👬

質問がダイレクトでとってもかわいいです❤


高校によって、❝そのキャラクター❞も全然違うのがおもしろい😀




ある
地方の中高一貫の高校生がオーストラリアへ向かう機内は、いたって静かでした。
いつもは先生がどちらにいらっしゃるのかを確認しておかないと💨
なんて身構えたりもますが、探す必要が全くない👍

サービスも信じられないぐらいスムーズに進みました。

トレーの回収までは・・・

前寄りの席で食事を済ませた高校生が順に通路を後方へ続々と移動してくる。
そして長蛇の列。

歯ブラシを片手に・・



教育が行き届いていて食後(就寝前)の歯磨きがとても大事で
こちらの高校生はそれが習慣化されているんです👏
もちろん誰もが歯磨きをしてから寝たいですし、
しないと気持ち悪くて眠れないこともあるから
すっきりして就寝したいのはわかります。でも、

一人ひとりの使用時間が長い・・・

さらには座席に戻ろうとする高校生も通路に人がいっぱいで戻れない😰
そこに機内免税品サービスの準備をしたいCrew、備品を取りにきたCrewが入り乱れて、

静かなる大混乱😱







この大混乱は朝食後・到着前にも繰り広げられることになりました。
なんで同じことを繰り返すの?空気を読めないのかな💦)



保護者の皆さまにとっても校外に学習に行くという要素以外にも、
団体行動における協調性、親と離れ寝泊りすることや
ホームステイ先でさまざまな文化・風土に触れ、
いろいろなことを考え、発見することを期待されているでしょう。

飛行機の中も公共の場。
社会性などを養うとてもよい機会ですので、
場所に応じた行動についてもお話しなさってくださいませ😌







この場合はコンパクトサイズになった
マウスウォッシュを持たせることをおすすめいたします



2018年1月8日月曜日

ウエバラさんって、どなた?

ジュニアを卒業した頃に好きになったUpper Deck💖
特にGalleyにアサインされたら自分ワールドが展開できて、最高でした~😍

ただ、そうなるまでにはいろいろな失敗もありました。
今日はそのあたりのお話を。

初期の段階では不慣れで、自分の仕事にバタバタ。
後から階段を昇ってきたCockpitとはごあいさつ程度。

ほぼ準備が整った段階でCockpit Careへ。
ここではCaptainとFirst Officerも出発前のチェックリストの確認作業に集中。
お邪魔しないように立ち去ろうとしたら、おもむろに聞かれたのです。


Captain「ウエバラさん、来た?」
自分「?上原さんですか?」

Captain「ウエイト・・・」

自分「あっ」



気が付きました。。
どこからどう見ても新人じゃない私。
キャー、恥ずかしー😓

出発の5~10分前になると、ウェイト&バランス❞のデータが届きます。 
飛行の全般にわたって最適な高度や速度を計算するための基礎となる重要な書類。

このデータで最終的な離陸速度などを計算し、計器類にセットされるわけです。



ウエバラさんは

法定書類を持ってこられる方(=地上運航管理者)





国内系ではそう略して呼ぶのですね、知らなかった😳


それまで経験したエアラインではACARSと呼ばれるメールのような機能によって
Cockpit内で自動的にプリントアウトされる仕組みだったので
意識したことがなかったのです。。



国内外関わらずエアラインが違えば呼び方も違うんですよーぉ
サービスアイテムとかならまだよいのですが、
セーフティー関連は転職時に大きな壁になったりしてね。
特にエール・・・😑

またの機会に書いてみたいと思います✏


2018年1月7日日曜日

お水の種類


現在行われている面接でも深掘りの質問がなされている模様。

そこで今日は機内で❝よくあるお客さまからのリクエスト❞をもとに
考えてみましょう。

「お水をください」

このようなお声がけって、飲食系のアルバイト先でもよくありますよね。



客室乗務員志望者のあなたなら、
どのようなサービスを提供しますか。



画像はお借りしています

言われたまま水をお持ちしても事足りるかもしれませんが
一流のサービスやホスピタリティー、おもてなしの観点では
最低限のサービスを行ったに過ぎないと評価されるのではないでしょうか。



そのお客さまのご様子から考えてみましょう。


ただ単に喉が渇いたと言っても状況はさまざま。

そもそも機内はとても湿度が低く乾燥していて低酸素、隠れ脱水の危険があります。
飲酒による利尿作用が起こると脱水リスクが高まります。
奥の席(窓側)だったら、化粧室へ行く回数を少なくしたい思う人が大半でしょう。
寝ている人がとなりにいたらなおさらです。
環境の変化や不慣れな食事などから、渡航中に下痢を起こす人はとても多いです。
下痢は水分と共に電解質を著しく失うため、脱水状態につながります。

気分が悪そうな方や嘔吐した方に提供する場合はどのような水をお持ちしますか。

お薬を飲みたい方にはどうでしょう。

赤ちゃんのミルクを作る水、小さなお子さまに飲ませる場合には
どのようなお声掛けをしますか。



提供する水も変わって当然です。


詳しいことは訓練で知識を得ればよいでしょう。

しかし、この職業を志すなら
「お客さまはどういう状況か」
「お客さまは何をしようとしているのか、何を考えていらっしゃるのか」
「お客さまに言われる前に自分ができることは何か?」


お客さまがされたリクエストの背景や言葉にならない声を拾えるように
❝想像力を働かせる❞ことが必須なのです。



ホスピタリティ・スキルを自然に発揮できる人は、
お客さまに対して純粋な関心を持っていることが多いです。

たかが一杯の水。
されど大事な一杯の水なのです。




「お水をもっていけばいいんでしょ」と
自分ばかりにベクトルが向いてしまってはいませんか?



2018年1月6日土曜日

(続・続)咳を止めたい!

松の内ですが早々にエアライン面接がスタート🎍🎌

アリタリアーイタリア航空
マカオ航空
中国東方航空
バニラエア
カタール航空
フィンランド航空


面接会場までの移動にはマスクをするなど気をつけていても
気になる乾燥と喉の違和感。。
そこで『咳を止めたい!』シリーズ第3弾。


面接を控えているにもかかわらず、
咳にお悩みの方々に少しでも楽になっていただければと思います✋


BKK FLTでCrewがよく行くタイスキレストランがあります。
COCAも美味しいのですが、MKまたはMK GOLDが人気。
選ばれる理由はタレの特徴は辛さと酸っぱさがとんがっていること。
門外不出のタレに追いバクチーを山盛りするのがご定番なんです

このタイ式しゃぶしゃぶの後でもいけちゃうのがコチラ ↓ ↓ ↓


บัวลอยน้ำขิง

これはタイのスィーツ、ブアローイ・ナムキン(=Black Sesame Dumpling in Ginger
ブアบัว=蓮。ローイลอย=浮かぶ。ナムน้ำ=水。キンขิง=生姜。
文字通り、蓮の実状の丸い団子が生姜汁に浮かんだデザートです。


温かい生姜シロップ

甘さの中にピリリとした生姜の辛みがアクセントになり癖になる味😋

お店によって生姜の強さが違うのですが
なかでもむせ込むぐらいに生姜が利いているのがMKのメニューにある
ブアローイ・ナムキンがおすすめ。

喉の奥が痛いくらいカーッとなる🔥


生姜が効くのか、食べた後はスーッとして喉のイガイガをやっつけてくれますよ✨




Bangkokに行かなくても大丈夫、
団子なしバージョンなら簡単なレシピ👌

基本は生姜湯。
タイの生姜・日本名は南姜(なんきょう)
こちらは香りはかなり強く、味もピリっと辛みがあり刺激的。
乾燥でもよいのでこちらを手に入れることをおすすめします❗

黒糖を入れて甘味をつけると出来上がりです😋



ポイントは生姜をたっぷり使うことです👆

美声で合格を勝ち取りましょう🎵


2018年1月5日金曜日

夏休みの自由研究

今の季節に合わないタイトルなのですが、
最近に気になるのは香川照之さん出演の『昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)

俳優であり歌舞伎役者にもかかわらず、カマキリ(メス)の着ぐるみを身につけて
画面から飛び出るような、もの
すご~い熱量で昆虫を追いかけ回していました。。
画像はお借りしています
元日の放送はお正月らしく海外ロケ、
場所は熱帯雨林のマレーシア。

避暑地キャメロンハイランドに行って
国蝶を捕まえたり(特別許可あり)
携帯電話の呼び出しような音を出す
巨大なバッタを逃がしてしまったり、
見どころいっぱい(笑)





そういえば、と思い出したのがマレーシア路線エコノミークラスでの
駐在のビジネスマンとの会話。

「子どもの夏休みなので連れて行くんですよ」👨
とおっしゃっていたので、
「それは楽しみだね!何をするの?」💁
と小学4・5年生の男のお子さまに声を掛けると
「昆虫採集だよー。オオクワガター」👦

お父さまは「いやー、テレビ番組を見ていてマレーシアにいっぱいいるよと言ったら、
行きたいって言いだして」と嬉しそうにお話ししてくださいました。

普段は日本とマレーシアに離れて暮らしていらっしゃるから、
息子さんとの想い出づくりをされようと努力なさっているんだと感動💖

男二人旅ってステキですよね~~



カマキリ先生にカブトムシやクワガタは何を食べているか知ってるかと質問された
寺田心(9)くんが「昆虫ゼリー!」って全力で答えてたのを見て
あの少年はどうなったかなー、高校生ぐらいになったかなー、
将来いいお父さんになるだろうなーと思いにふけってしまいました🙎


日本人Crewの中には「子どもが苦手💦」「夏休みとか冬休み嫌い😣」
っていう人もいるけれど(現役さんも含めて)、
どの国のお子ちゃまも発想が斬新で、ふれあうとおもしろかったですよ😍


なんてったって、未来のお客さまですしね✋


2018年1月4日木曜日

MLA・MIF論争

あるFLTでのこと。

その日はB747-400のUpper  DeckのCabin Assign。
お客さまだけでなく、Cockpitの飲み物や食事を運ぶ役目。

さまざまな打ち合わせがあるのでIFS(客室責任者)も出入りするのですが、
なにか様子がおかしい。。
戻ってきたIFSにGalleyで「どんな紅茶を持っていたんだ」と叱られる😖
England国籍のCockpitで論争になっていると。
ミルクティーをどうやって入れたかが問題だったようで・・・


先にミルクを入れてから後に紅茶を入れる派
(MIA=Milk In First)

先にミルクを入れてから後に紅茶を入れる派
(MIA=Milk In After)




この論争、Englandでは130年に渡り続いているそう。


実際にEnglandでは水が硬質で日本の熱処理された牛乳と違って
瓶入りのおいしいミルクが毎日配達されているから
こだわりがあって当然なのかもしれません。🌆

ホームステイ先のLandladyは自分と同じMIAだったから気にも留めていなかった😮

その日はDouble Captainと言ってFirst Officer(副操縦士)ではなく
文字通り2名の機長で乗務✈✈
それはBriefingでも情報共有されていたことで、
PA(アナウンス)でどちらの名前を先に言うのかさえ、
Seniorityを気にしないといけない。
気持ちよくお仕事していただく自分のMissionのだったはず。。

Captainに「至りませんでした」と謝ったら
「暇つぶしの会話だから気にしないで~」だって。
そもそもIFSがCockpitに気を使い過ぎなんだよ😤


ちなみに権威ある王立科学協会がMIFのほうがたんぱく質の熱変性少なく、
さらっとしたおいしさになるということを立証・発表しているのをニュースで見ました。

ミルクを入れる順序だけでこんなに主張がわかれるなんて、紅茶って奥深い☕

この話、British Airwaysの最終面接でウケたネタです❕
(優秀な2名しか採用されず、残念でしたけどね)

欧州系の面接ではスモールトークの積み重ねで人物像を確認していく形式ですので
型にはまった対策にならないようにご注意を


2018年1月2日火曜日

≪最終審査≫フィンランド航空


今回のヘルシンキベースの募集では1200名を超える応募があり

現役の方によると社内では50名程度を採用する予定と聞いているそうです。
※参考まで




)今回の採用の流れ
Finnair Cabin Recruitment Medical Questionnaire FIN/ENG Japan 12/13~15 ※15:00GMT
E-MAIL
Finnair Cabin Crew Recruitment / Japan / MED001 Questionnaire results 12/17
E-MAIL
Cabin Crew, Japanese speaking group 12/21
The interview phase  1/8.9 (Helsink)  1/22〜2/2(Tokyo)


Last phaseは3時間程と案内されているため、グループ面接と個人面接があるのかなど
憶測が飛び交っていますが、こればかりは当日にならないとわからないですよね。

予約の枠も早々に埋まってしまい、図らずも初日の午前中に臨まれる方の不安な気持ちが

手に取るようにわかります。



そこでTips。

これまでの日本ベースは採用年度により最終面接の後に泳力審査となる場合と、
泳力審査が先の場合もありました
指定の日時にプールに集合し、数名同時に泳ぐ(50m)実施方法です。
スピードは問われないけれど、ノンストップで泳ぎ切らなければなりません。
日本支社のスタッフは結果を本社に送るのみだそうで、終わったら解散とのこと。

今回の場合は面接の後になる可能性が高そうです。
(渡航費や住宅手当が出ないので渡航後に、ということがないことを祈るばかり。。)



理由があって初めて日本人のベースを本社に置くわけですし、試行錯誤なのでしょう。
選考の段階ではある待遇面は程度の情報開示しかされないということも
受け止めるしかなさそうです。

まずは面接で最善を尽くして、1期生候補として選ばれたのなら、
その時点で4月からの訓練の参加について考えてもよいかと思います。

経済的、精神的、体力的なことを覚悟をしたうえで、現職を辞したいところ。
また自らコントラクトにサインしたならば、日本ベースと比較することなく
乗務していきたいものです。
(東京ベースがあるエアラインの現地ベースを経験しましたので。。あえて言いたい)

もちろん都度、会社側や生活していく上で各窓口と交渉していく気力も絶対に必要☝
経験者の同期に頼るばかりでなく、何事も自分で切り開いていくような方であれば
環境も少しずつ整っていくのではないかと期待します❗


いまは無き、Ansett Austraria(香港ベース)の1期生だった知人は
よい同僚に恵まれて勉強になったし、刺激的だったと話していましたよ~😉

経験者の方はお察しの通り、ここでいう❝勉強❞とは各種交渉のことです(笑)

価値観はそれぞれなのでご本人の判断こそ正解ですが、
高い授業料を払っただけの状態にならないようにしたいですね✈



まずは面接官が納得感を得られる受け答えができるように
考えを整理しておきましょう。