現在行われている面接でも深掘りの質問がなされている模様。
そこで今日は機内で❝よくあるお客さまからのリクエスト❞をもとに
考えてみましょう。
「お水をください」
このようなお声がけって、飲食系のアルバイト先でもよくありますよね。
客室乗務員志望者のあなたなら、
どのようなサービスを提供しますか。
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言われたまま水をお持ちしても事足りるかもしれませんが
一流のサービスやホスピタリティー、おもてなしの観点では
最低限のサービスを行ったに過ぎないと評価されるのではないでしょうか。
最低限のサービスを行ったに過ぎないと評価されるのではないでしょうか。
そのお客さまのご様子から考えてみましょう。
ただ単に喉が渇いたと言っても状況はさまざま。
そもそも機内はとても湿度が低く乾燥していて低酸素、隠れ脱水の危険があります。
飲酒による利尿作用が起こると脱水リスクが高まります。
奥の席(窓側)だったら、化粧室へ行く回数を少なくしたい思う人が大半でしょう。
寝ている人がとなりにいたらなおさらです。
環境の変化や不慣れな食事などから、渡航中に下痢を起こす人はとても多いです。
下痢は水分と共に電解質を著しく失うため、脱水状態につながります。
気分が悪そうな方や嘔吐した方に提供する場合はどのような水をお持ちしますか。
お薬を飲みたい方にはどうでしょう。
赤ちゃんのミルクを作る水、小さなお子さまに飲ませる場合には
どのようなお声掛けをしますか。
どのようなお声掛けをしますか。
詳しいことは訓練で知識を得ればよいでしょう。
しかし、この職業を志すなら
「お客さまはどういう状況か」
「お客さまは何をしようとしているのか、何を考えていらっしゃるのか」
「お客さまに言われる前に自分ができることは何か?」
お客さまがされたリクエストの背景や言葉にならない声を拾えるように
❝想像力を働かせる❞ことが必須なのです。
ホスピタリティ・スキルを自然に発揮できる人は、
お客さまに対して純粋な関心を持っていることが多いです。
たかが一杯の水。
されど大事な一杯の水なのです。
お客さまに対して純粋な関心を持っていることが多いです。
たかが一杯の水。
されど大事な一杯の水なのです。
「お水をもっていけばいいんでしょ」と
自分ばかりにベクトルが向いてしまってはいませんか?
自分ばかりにベクトルが向いてしまってはいませんか?
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