2018年1月16日火曜日

ワイルド・エアポート その②

今回は動物ではなく、エアポートの職人のお話を。

SYD、シドニー国際空港の正式名称はキングスフォード・スミス空港ですが
ここは入国するには厳しい検疫があって、最大の関門。

うっかり持込み禁止や申告が必要な品目を申告漏れをしてしまい、
発覚すると容赦なく罰金を課せられることになります。

それはCrewも同じこと。
もしそのようなことになると空港からホテルへの移動が遅れ、
体を休める時間も少なくなって仲間に迷惑を掛けるので、
「スーツケースには何も入っていないよね」と相互確認して着陸します。

無事に誘導路をTaxingしていると、仲良しCaptainからCall(機内通話)で
「外を見てごらんよ~」と促される。。


マーシャラーが原チャリにまたがってる

しかも、とっても巧みに間隔を取りながら
飛行機を誘導💯

※マーシャラーとは空港での数あるグランドハンドリング業務の中でも、花形職種の一つ。
到着した旅客機を滑走路からスポットへ巧みに導く人。
パドル(誘導棒)を手にしての基本動作や、実機との距離をつかむ感覚など、特殊技能が要求される仕事。
新石垣空港には体験コーナーありますよ~


日本のマーシャラーはきっちりしていて、とっても礼儀正しいんです。
「姿勢が美しいか、パドルの振り方がわかりやすいか研究している」って言っていたし、
家でも鏡の前で素振りしていると聞いていたので、
Hey, Come on!
仕事をする、短パンに原付バイク姿のAussieの仕事っぷりには、
もう、びっくり😲

それ以来、SYDのLanding後には入国審査のことはすっかり忘れて、
Taxiway(誘導路)やApron(駐機場所)に
原チャリマーシャラーがいないか探してしまいました(笑)


画像はお借りしています
Captainによると、どの国の空港でも
空軍出身のマーシャラーは独特なんだそう😎
Cabin CrewのSeatからは見にくいのですが、
余裕があるときに各国の様子を観察していると、
LHRがいちばん好きでした~💕







アメリカなどではダンスしながら誘導をしている強者もいるので、
興味のある方はマーシャラーのおもしろ動画を探してみてくださいね🔍



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