ANAからのお祈りメール着信で終了となりました。
結論が出てすっきりしたという方もいれば、
わずかな望みに賭けていた方にとっては受け入れがたい現実です。
「来年も受験をしたいけれど、ANAとの相性が悪いみたい」
「ANAを利用する立場では好きだけど、認められないのはプライドが傷つく」
わかります、その心境。
その気持ちの納めどころがない状態に陥ってしまう。。
誠心誠意、採用試験に臨んだのですから、入社したかった思いは
日に日に強まっていって当然。
そんな自分を認めてあげてください。
実はこの心理状態って、不健康なものではありません。
例えば「好きだけど、嫌い」は正反対ではあるけれども、
根本的には「自分の欲求を満たしてくれるか」という意味では共通です。
これはある対象に相反する感情を同時に持ったり、
相反する態度を同時に示すアンビバレンス(ambivalence)
の状態なのです。
「自分の欲求を満たしてくれる部分は好きだけど、そうでない部分は嫌い」から
時を経て「嫌なところもあるけど良い人、好きな人」と変化してきます。
一般的にアンビバレンスは複雑な物事を多面的に捉えられるようになったという、
❝成熟の兆候❞と考えられています。
相反する感情を統合していくことにより、バランスを取れるようになるのですが、
就職活動においては、そのエアラインが好き過ぎて「結果に納得がいかない」と
クレーマー化してしまうような振れ幅が大きい人も少なからず存在します。
(企業側が不採用通知を遅らせているのはクレーム対策の一つとも言われている)
この傾向にある人は意思決定に時間を要し、慢性的に行動が停滞しがちだそうです。
お悩みのように整理がつかないのは良い意味でいうと思慮深いから。
エアライン受験に対して真剣な証拠だと思います。
ただ、時間は止まってはくれませんから、課題を洗い出すことはしたいです。
物事のすべての面を評価し、短絡的な情報を排除しながら、根拠を精細に調べること。
そうすれば自分の行動指針が明確になります。
充実した日々を過ごせば一年なんてあっという間。
まずは無条件に聞いてくれる家族や人にモヤモヤを話してみましょう。
心の開放=盲目から卒業をすることで見えてくるものも多くなるはず。
エアラインを目指す仲間の見方にも共感しやすくなり、
希望と悲しみといった、相反する感情ともうまく付き合うことができますよ。
既卒の方は本当に即戦力✨
それは挫折を含め、様々な経験を経ていらっしゃるからです。
不採用通知をも合格へのプロセスにしていきましょうね💖
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