いよいよ年明けからは本格的に2019就活が始まります。
就職というのは生まれた年でも大きく変わる部分もあるので、
現実的なことにも目をそらさずに着実に進んでいきたいものです。
まずは世の中の流れから。
先日、三越伊勢丹ホールディングスのニュースを見てため息が出ました。
「バブル期に大量採用した管理職などの早期退職を促すため、
退職金を最大で5000万円増額する」とニュースで報道されていました。
管理職のポストも空きがありませんし、膨らみ過ぎた人件費を削減する狙いです。
少し難しいかもしれませんが、大学のキャリアデザインの講義で学ぶことです。
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サラリーマン世代論 (2016/4/12)日経新聞 |
【バブル期】(1965~69年生まれ)
企業が規模拡大を目指して大量採用を行い、空前の売り手市場を形成。
大卒の5割以上が一部上場企業に入ったと言われ、多くの学生が請われて入社した。
【団塊ジュニア】(1970~84年生まれ)
社会人になったのは求人環境が一変し、採用人数が大きくと減った時代。
戦後のベビーブームを親に持つ前半の世代は人口が多く、厳しい受験地獄をくぐり抜け、
ようやく大学に入ったのに目の前でバブルがはじけた。
経済が長い後退局面に入ったため「ロストジェネレーション」とも呼ばれる。
実力があっても希望が叶わず、被害者意識が強いと言われる。
後半の世代は就職前に企業の倒産やリストラがあり、就職難で「超氷河期」と呼ばれた。
転職市場でも評価されなければならないというキャリアアップの意識が強い。
自分の市場価値を高めるため資格取得やダブルスクールにも積極的。
プロフェッショナル志向が強く、管理職になることを望んではいない※
※バブル期入社さえも管理職に就けないという事実があるため
【ゆとり世代】(1987~2004年生まれ)
それまでの世代と比べて自分の内的な部分に忠実だという点が特徴。
仕事は手段ではなくより目的化していて、地位や年収という外的なものでなく、
自分自身が充実することを重視する。
会社や上司との関係はドライで自分の時間を大切にし、
ワークライフバランスを権利として主張する傾向が強い。
参考:「団塊」「バブル」「ロスジェネ」「ゆとり」… サラリーマン世代論 解を探しに 引き算の世界(1) (2016/4/12)日経新聞
現在3年生・2年生・1年生の世代はどうでしょうか。
エアライン業界では2019年のラグビーワールドカップ、
2020年東京オリンピックを見越して2015~17卒まで大量採用が続きましたが、
2018卒の今年は採用数が減りました。
他の業界よりも
一足早く『売り手市場』ではなくなっている
と言える状況です。
4年生は他業界や他業種からは内定を得ることは出来たものの
エアライン業界では想像以上に激戦だと感じたようです。
今後も採用数が絞られる傾向だと予想されます。
なぜかというと世界的にも開催国はオリンピックの後に
必ずと言っていいほど景気後退するという実情があるからです。
必ずと言っていいほど景気後退するという実情があるからです。
大学低学年の方々は
❝今年の先輩より厳しい”
❝今年の先輩より厳しい”
そのように覚悟しておきましょう。
次回は『今できる準備について』考えていきたいと思います。
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