就活生の呪文 ① 自己成長

企業説明会でよく聞く言葉だからでしょうか・・・
それとも合格した先輩のESにあったからでしょうか・・・

ESの設問に多くの方が『自己成長』といった掴みどころのない単語で
エピソードをまとめてしまっているようです。

もう一度、ご自身で読み直してみてください。


「これを書いておけば大丈夫だろう」
あなたの中にそんな気持ちはありませんでしたか❓

あえて厳しく指摘すると、何を伝えればよいかわからないから、
何も考えないで抽象的な単語を並べてやり過ごしているだけのように
とらえられても仕方がないていうこと。

多くの就活生が『自己成長』と呪文のように答えていますが、
自己成長と一口にいっても、何をもって成長とするのかは、その人次第。
採用側は「なぜそんなに自己成長したいのか？」という疑問を解消しようと深堀りをし、
学生側は簡単な質問ひとつで黙り込んでしまうでしょう。

口にするのは簡単
実行しようと思うと
人一倍の努力を要することを
社会人は知っている

「苦労や嫌なことを引き受けてまでどうして成長したいと思うのか？」
という質問に対し、第三者である採用側に納得してもらえて、初めて
「本当の意味で自己成長したいのだな」と判断されるのです。

「自分のどのような強みをどのように伸ばしたいのか」

「そのように考えるのはなぜなのか」

その企業の近未来と重ね合わせた回答を想定しておくことは重要　🈁

採用側は２次以降、手を変え品を変え同じことを何度も繰り返して質問し、
総合的な視点を確保します。
この質問に対して具体的な将来を描ける就活生なら、
「地に足をつけて自分の成長を考えているな」
「我が社に必要な人財である」
という評価を得ることができるでしょう。



ESはあなたのより先に企業に出会う、分身のようなもの。
最終面接まで影響することを忘れずに書き進めましょう✒