2018年3月3日土曜日

政府専用機との関係

19年4月から新たな政府専用機(B777-300ER)で運用が始まります🌸

現行政府専用機(B747-200)の運用も残すところあとわずか。

日の丸ジャンボ(Japanese Air force one)さみしいですね😢


画像をお借りしています
天皇陛下、皇太子殿下が外国訪問なさるとき、
内閣総理大臣が国際会議に出席するとき、
ご搭乗される政府専用機✈
1992年にJALが政府と契約を締結。
運航全般に渡り、
海外ハンドリングを続けています。




今日はどのような支援かをご紹介します。

運航日程が決まったら、1ケ月前には航空自衛隊特別航空輸送隊の隊員と
JALチーム(統括責任者・総務・航務・整備・旅客・機内食・搭載)が
現地に赴き、施設や設備の視察。関係各所と会議を開き、入念な準備をします。
もちろんミスの許されない一発勝負の運行ハンドリングですので、
社内の精鋭部隊が担当しています。

最近では安倍首相が2月9日に韓国・平昌オリンピックの開会式出席のため
2月1日には会場から近いヤンヤン国際空港などへ訓練飛行(Cygnus one)を
していましたね。
このように急遽、運航が決まることも少なくないのです。

また目的地も半分以上がJALのオフライン空港です。
駐在している者がいないため、機体整備が必要になったら一大事となります。
時には政府専用機に搭載していない部品を交換しなければならないことも。。
そのような場合は空路・陸路とロジスティクス部門も総動員、
あらゆる手段で調達し届けるそうです。

要人が搭乗する任務機に故障が発生した場合に備えて2機体制※※
また天皇陛下、皇太子殿下のご訪問と首相の外遊が重なった際には
1機が運用できない場合にはJALが予備機使用に仕立てた
JAL機材」を提供するんですよ。

JALが就航していない空港
※※ 通常は約30分の間隔をとって副務機が任務機の後を追う



政府専用機の客室乗務員はというと、航空自衛官が乗務します👮
志願制で特別空中輸送員試験(閉所戦闘訓練など)のあと、
約2ヶ月半、JALの訓練センターでファーストクラスを中心に
おもてなしのサービスをじっくり学び任務に就かれます。

訓練センター内で自衛官の制服姿の訓練生を見掛けたときに
「民間航空会社に就職できなかったら自衛官を目指そう!」
と考えていたことを思い出し。。
エリートじゃないと無理でしょ💢と昔の自分に突っ込みました(笑)



政府専用機の支援業務はグループの底力が見えるもの。
ANAのハンドリングに期待したいですね💙



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