パリでは凱旋門賞でしたね。
なんだか華やかさに欠けるなぁ~と思って見ていると
ロンシャン競馬場は改修工事中、
今年はシャンティイ競馬場だったようです。
日本馬の初制覇はならず残念な結果でしたが、
お馬さんの出張手段も飛行機。
どのようなものかご存知でしょうか。
実は
B747₋400COMBI(貨客混載)
の飛行機で移動しているんですよ。
この飛行機は名前の通り、
前方には客室、後方は貨物室になってるためCrewの定員も少なく、
あまり乗務する機会はなかったのです。
しかしある日のFLT。
Assignされたのは客室後方位置、
貨物の様子を見張る役目を仰せつかりました。
その貨物の中には ❝馬が3頭❞ との情報!!!
お馬さんは寂しがり屋で1頭だと不安定になるから
お供が必要なんだそうです。
Well, you're very lucky!とかCaptainにも言われたりして。
ポーン♪
(Seat belt着用のsign)
揺れるたびに「大丈夫かな」「なにかあったらどうするのかな」
揺れが収まるたびに貨物室のチェック。
基本的なDutyには火災発生がないかを確認し、
火の気があれば初期消火をする、Fire Fighterのposition。
訓練では『競走馬のケア』はなかった・・・と思いつつ
JRAホームページ Vol.3 飛行機で「空を飛ぶ馬」
http://jra.jp/topics/column/soken/03.html
↑ ↑ ↑
写真8のような
貨物ネットによじ登りながら様子をうかがったものです。
なぜなら、逐次報告しなければならないから!
きっと滑稽な感じになっていたんでしょうけれど、
当時は必死でした。。。
いまとなっては良き思い出です。
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