Cockpit(操縦室)にもサービスを提供します。
一般企業でいうところの秘書的な役割🙋
お飲み物をお出ししたり、何か予期せぬことが起こっていないか、
適宜、様子を伺ったりするのはチェックの意味もあるんです👀
お客さまをお迎えする前に、狭いCockpit内で必要な備品を準備します。
ある日系エアラインの場合はPlastic Bagの中に
・Water Bottle
・Paper Cup
・Lid
・Multi Use Bag
・おしぼり
・おつまみ
などを入れて必要に応じてお使いいただくのです。
おつまみ?と思われるかもしれませんが、低血糖を防ぐために用意しています。
空腹では注意力や判断力が低下しますから、それを防ぐためなんです。
時間があれば使いやすいようにセットしてObserve Seatの横に置くのですが、
状況をわかってくださる方は「ありがとう。置いておいてね」の一言😊
一方、「ABCとJSTを頼むね」とおっしゃった場合😑
急に言われるとそんなリアクションしかできない(笑)
この暗号は・・・
American
Black
Coffee☕
Japanses
Strong
Tea🍵
なんとなく知っていましたが、そんなこと言うPIC(Pilot In Command=機長)
だって、世界的にはABC World Airways Guide=時刻表だし、
Japanses Standard Time=日本時間なんだもの。。ともあれ、搭乗準備に忙しいのでドリップなんてできるわけもなく、
❝超アメリカン・攻撃❞
薄々コーヒーをお見舞いしてやれ~~~、でした㊙
ちなみにお飲み物は必ずLid(蓋)をつけて
左席には左側から、右席には右側からお渡します。
計器の真上で受け渡しするのは危険ですからね⚠
基本的には客室最高責任者(IFS/CFなど)と密に連絡を取り合っているので、
タイミングを計り、Crew Meal=食事と飲み物をお持ちします。
PICとFO(First Officer=副操縦士)は食中毒など万が一のことを考慮し、
違うメニューを違うタイミングで食すルールになっています。
ご希望を伺いChiller=冷却装置から出してチーンと温めます。
膝の上に枕をボックスやトレーを置いて召し上がります。
この枕で高さ調整するだけでなく、うっかりこぼしてしまった時のための
工夫がなされているんですね。
回収する時に嬉しいのが、閉じられた紙のボックスに書かれる
ちょこっとメッセージ✏
『ごちそうさまでした』
『おいしかったです』
『感謝💘』
CAだけではなく、食事を作って運んでくださっているケータリング担当者への
お気持ちでもあるんです😍
Cabinの事情で十分な対応ができない時に複雑な飲み物を要求されると少し困りますが、
気持ちよく操縦していただきたいので、できる限りご希望に沿うよう努めます。
厳しい身体審査に向けて健康管理をなさっているので、
お湯だけマイポットに入れてとおっしゃる方が大半で、紳士的な方が多いです。
このようにお互いに気遣いながら仕事をしていますよ👍
次回は【 Cockpit Care 外資系エアライン編】をお送りしまーす✨
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