2018年2月18日日曜日

『こだわり』と『とらわれ』

この週末は何とも言えない気持ちになりましたね~⛸

平昌オリンピックをTV観戦していると、
各選手の頑固にも見える『こだわり』が素晴らしいと感動してしまいます😇

時として他人の意見に耳を貸さない、意見を譲らない。
けれど我が道をどこまでも突き進む、一途に自分の信じた道を貫く強さがあって
唯一無二の輝きを放っていますよね✨

フィギュアスケートで二大会連続金メダルを獲得した
羽生結弦選手はイヤフォンやヘッドフォンを10個以上持つという
強いこだわりがあることは有名ですよね。
スノーボードハーフパイプで二大会連続銀メダルを獲得した
平野歩夢選手は1日一食で飲み物は水だけという生活習慣だそう。

この『こだわり』は物事に妥協せずとことん追求するアスリートには良い部分でもあり、
ちょっとしたことを必要以上に気にする、凡人にとって悪い部分かもしれません(笑)

しかし、人と違う滑りにこだわりのある人は、その内容を重視していると気付きます。
本人が主体性を持っているので芯の強さを感じるのでしょう。




先日、企業って誰のもの?で志望動機を構成するまでの準備について書きましたが、
『こだわり』と『とらわれ』の違いについて考えてみて欲しいのです。

エアライン志望者の方々から相談を受けた時に「こだわりは何ですか?」と聞くと、
漠然とした答えしか返ってこないことが多いです。

「英語を使ってコミュニケーションをとること」
「お客さまと接すること」
「サービス業が好き」

このような抽象的な言葉を並べても『こだわり』には感じられません。
なかには『こだわり』ではなく『とらわれ』ではないかと
思われるような方もいらっしゃいます。

❝目先のことにとらわれる❞という言葉がありますが、
ちょっとしたこと、とるに足らないようなことに簡単にとらわれ、

その時の気分に翻弄される人は不安定な傾向がありますよね。
『こだわり』を持っている人のように自分の立場を明確にしておらず、
『とらわれる』人は安易に気分本位の行動をとっている人なのかもしれません。


『とらわれ』である場合、採用担当者にはあなたの本音が見えません。
主体性に欠ける人であるため、志望動機などに矛盾が生じてしまいます。
また『とらわれ』に縛られたままでは、頑なな印象を与えてしまい、
素直さを求められる新卒採用ではマイナスに働くでしょう。


このタイミングで自分自身の
『こだわり』を見直しておきませんか。

それが見栄・体裁・世間体や打算ではなく、
自分の心が求めていることであれば
実現する方法はいくらでもあります。


不安や不快感が頭に浮かんできて、なんとか取り除くように自分に迫り、
その不安を解消するために手あたり次第では就職活動でこだわりが強すぎて
執着になってします。
業界を絞り過ぎて内定がない、なんていう深みにはまってしまいがちです。

こだわりの基準を設けるには、自分の中で手放せる限界を確認しておくことも
必要かもしれません。


今夜のスピードスケート500mで金メダルが大いに期待される
小平奈緒選手のように短距離種目にもかかわらず力任せを捨て、
穏やかな表情で浮かべながらも妥協せず追求し続けられるとよいですね😉




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