ビジネスクラスは落ち着いたお客さまで満席。
ひときわ素敵な日本人女性が担当エリアにいらっしゃって、
スムーズなFLTになりそうな予感💕
搭乗中のウェルカムドリンク、離陸後の30分ほどで昼食のサービスがスタート。
シグネチャーフードをお出しするとビール以外に合うものをとのご希望に
PHILIPPONNAT Royale Reserve Brut(シャンパンのロマネコンティ)をご提案。
感嘆の声を上げられご満足の様子。
担当エリアのお客さまにメインを運んでいるなか、ワインを変えたいとのお申し出。
当時、日本では珍しいかった自慢のKWV CHENIN BLANC South Africaを提案すると
どのようなワインなのかとのご質問。
KWVとは南アフリカのワイン生産団体で、このCHENIN BLANCは南アフリカの
ワイナリーで広く栽培されているぶどうです。麦わらのような色が印象的な白、
果実味とまろやかな口当たりでおすすめでございます。
果実味とまろやかな口当たりでおすすめでございます。
うんうんと頷いていらっしゃる。
酸味がしっかりしたワインを「フレッシュ」と表現しますが、こちらはさわやかさに
甘さが感じられます。そのまろやかな口当たりがシュナン・ブランの特徴であり、
お選びいただきましたメインディッシュの甘みをよりいっそう引き立てますなどと
続けたところ、ティスティングをなさりたいとのこと。
🍷
🍷
🍷
このようなやり取りの繰り返しがデザートまで続きました。
Starboard side※のお客さまにはペースが乱れて申し訳ございません状態😥
※右側通路のこと、左側はPort sideと言いInchargeが配置される
チョコレートには赤のポートワイン(ポルトガルの宝石)をどうぞとお声掛け。
すると、どちらのものかとのさらなるご質問が。。
テイラー社は老舗でポルトからドウロ河を100キロほどさかのぼった
一日の寒暖差が50度ある地域でとれる葡萄から作られていますと言い終えたところで
❝チップ❞
英語発音の声が。
え❓
ええ❔
グラスを窓から差し込む光にかざしていらっしゃる。
恐縮しながら確認すると、小ぶりのカットグラスなので見たところ
ガラスの反射か、かすかな曇りのようでした...
ご指摘を受け、グラスを磨いていなかった不手際を謝罪。
そこで確信しました。
この方、CPさんだ。
ワイン好き、ソムリエ、覆面チェッカーどころではない、
まるで知識テストと指導されているようなFLTだったからです。。
いま思えば、
5つ星ホルダーへの偵察だったのでしょうね~
到着前にはチーズの盛り合わせとシャンパンを楽しむだけでなく
NARUMI BONE CHINA のチェック☑
こちらもお皿を裏返していたのを目撃(見逃さなかったわよ~)👀
なるほど納得。
『アジアNo.1』から次のステージへ、
フラッグキャリア※ではないエアラインの❝貪欲さ❞を感じさせる一幕でした😜
※Flag carrier=一国を代表する航空会社/一般的にその設立背景や沿革を含める
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