まもなくANA既卒の結果発表となるでしょう。
毎年「審査基準」についてさまざまな憶測が飛び交いますが、
こればかりは受験者側にはわかりようもありませんし、
そのような噂話をしているの時間がもったいないように感じます。
あなた自身が感じているようにESの設問に応じて
エピソードの切り取り方や表現の仕方など工夫を重ねることができますし、
努力の度合いが実感できるのはTOEICのスコアですね。
CAになるためになぜ英語が必要なのでしょう?
☑ 足切り
(同学歴・経験が同等であれば点数で判断される)
☑ 継続力
(乗務資格を維持する能力のひとつ)
☑ コミュニケーション
(異文化理解の幅が広がる)
なぜなら外国語をきちんとものにするには、
しっかりとした基礎が欠かせないからです。
英語を流暢に話している外資系日本人Crewを見て、
「才能みたいなものがあって、魔法の杖をピッと振るとうまくなる」
こういうイメージを思っているかもしれませんが、そんなことはありません。
英会話の中で表現力が身についてくるのは母国語と同じです。
とにかく語学は一朝一夕には上達しません。
TOEIC攻略のテクニックよりも、文法は読んで書いて話すという基礎を
地道にやる方がよほど実践的ですし、現実的です。
過去の合格者を振り返ると国内航空会社は600点~730点、
短距離路線保有のアジア系航空会社はそれと同等、
長距離路線を持つ中東系並びに欧米系航空会社では730~860点を目安に
取得するとよいと言えるでしょう。
書類選考ではTOEICもしくは語学系の資格取得が大いに影響するところです。
どのエアラインの面接にも呼んでいただけるよう、
事前に準備しておくことがとても大切です。
「語学上達は自己嫌悪の量に比例する」と言われています。
よく力が伸びず「才能がない」とか「勉強や仕事が忙しい」
と自分自身に言い訳をして諦めてします人がいますが、
伸び悩んだ時こそが次に飛躍するチャンスです。
確かにスコアが上がらない時もあります。
語学の勉強はやはり毎日の積み重ねが大切なので、
毎日の学習範囲を決めて継続してください。
まして母国語でもなく住居しているわけでない国の言葉をある程度
自分のものにして使おうとするなら、相当な覚悟で取り組まなくてはなりません。
だからこそ英語を勉強するモチベーションを明確に持っているかどうかが大切です。
さまざまなお客さまや同僚の背景を知り、何ができるかを考えることで
❝より良いサービスの提供❞ができるのです。
ひとつの言葉を学ぶということはひとつの世界を知ることであり、
英語が世界を見る窓になり楽しいものです。
英語力があれば就職・転職に有利、ということだけじゃなく
将来おもしろいことがあるだろうと想像しながら学んでほしいと思います。
英語上達の第一歩は、
明確な目的意識と動機を持つこと❕
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