現地をベースにするエアラインに挑戦するのであれば
企業研究だけでなく、その国についても知っておきたいところ。
Eテレの新番組、世界を制服『空を制服』でも取り上げられていました。
その国を表現するユニフォームは空港でも目を引きますし、
なんといってもアイコン(象徴)
民族衣装を意識したユ二フォームといえば東南アジアのシンガポールとマレーシア。
国家成立後、しばらくは同じ会社だったのです☝
艶やかなシンガポール航空の
Sarung Kebaya(サロンケバヤ)
Sarung Kebaya(サロンケバヤ)
鮮やかなマレーシア航空の
Baju kebaya(バジュケバヤ)
Baju kebaya(バジュケバヤ)
皆さんはどちらのユニフォームがお好きですか~?
よく見てみるとBctik(ろうけつ染めの布)の違いだけではありません👀
☑ 蘭とハイビスカスをモチーフにした
オリジナル模様
☑ 大きく広く開いたラウンドネック
☑ ボディーラインがはっきり
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画像はお借りしています |
マレーシア航空
☑ サラワク縦絣(伝統織物)の地模様に
ハイビスカス柄
☑ 深めのVネック
☑ ボディーラインはゆったりめ
シンガポールは建国から今日まで国教を指定しておらず
華人が7割を占め政治経済の中核を握って統治しています。
同国におけるマレー民族は少数派であり、
プラナカン系民族衣装に対して制約が少ないため
プラナカン系民族衣装に対して制約が少ないため
デザイン的にも自由度が発揮できるのです。
華人女性は足が長く細いのでミニスカートやショートパンツ、サンダルで
赤道直下の南国を闊歩しています。
赤道直下の南国を闊歩しています。
煌びやかなインド系とヒジャブ姿のマレー系も彩り豊かに咲き乱れています。
国花といえは蘭。
チャンギ国際空港に到着するとターミナルでは多くの蘭に出迎えられますね。
種類が多くあるのですが、厳密にはThw Vanda Miss Joaquimという
薄紫の花弁に濃いピンクの唇弁が印象的な蘭とされています。
その答えはシンガポール植物園の歴史にあるようです。
ぜひオーキッドガーデンを訪れてみてください。
チャンギ国際空港に到着するとターミナルでは多くの蘭に出迎えられますね。
種類が多くあるのですが、厳密にはThw Vanda Miss Joaquimという
薄紫の花弁に濃いピンクの唇弁が印象的な蘭とされています。
その答えはシンガポール植物園の歴史にあるようです。
ぜひオーキッドガーデンを訪れてみてください。
マレーシアはマレー民族が多数派であっても6割程度とはいえイスラム教国。
ブミプトラ政策があり感情的・習慣的に宗教的な制約を受けていて当然。
マレー保守層を意識し、マレー系民族衣装Baju Kurungに近い
Baju kebayaのデザインを採用しているのです。
国花のハイビスカスの5枚の花びらには国是、意味が込められているんだとか。
🌺神への信仰
🌺国王国家への忠誠
🌺憲法の順守
🌺法による統治
🌺良識ある行動と徳性
伝統衣装のBaju Kurungはマレー語でバジュとは「服」、
クロンは「籠」「檻」という意味。
クロンは「籠」「檻」という意味。
長袖・膝丈ブラウスとくるぶし丈の裾が広がったスカートで
体形を隠すスタイルなのですが、
イスラム教に限らず女性が正装やビジネススーツとしても日常的に着用するそう。
体形を隠すスタイルなのですが、
イスラム教に限らず女性が正装やビジネススーツとしても日常的に着用するそう。
他にもバジュケバロン/クバロン(バジュクロンとバジュケバヤの融合)、
ニャニャケバヤ(豪華な花の刺繍やレース)、
バジュケダ(上着の袖が7分丈はケダ地方独特のスタイル)など種類豊富。
さすがはKaleidoscopeともいわれる多民族国家、
お国柄を感じさせますね。
こんな風に外資系エアラインを比較しながら調べていくと楽しいですよ。
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