2016年新卒入社されたJAL CAの方にインタビューの後編、最終回です♪
Aさんは卒業式の後もアルバイトを続け、社会人になるまでの時間を満喫することを選択されました。入社時期のヒアリングがあり、ほぼ希望通りのようです。
Skywards「入社は後半組になりましたが、まずは三段階7週間の訓練について感想をお話しいただけますか?」
Aさん「事前学習事項は3月に届きました。先行入社した同じ大学出身の同僚に勉強しておいた方がいいと聞いたので暗記しました。わかりにくいことは先生に質問するなど入社準備を万全にしました。最初につまずきを感じたのは、敬語など自分自身がJALが求めるレベルに追いつけないことでした。アルバイト言葉を使わないように普段から意識はしていたのですが、正しい日本語・美しい日本語を当たり前に使わなければならない環境では言葉も出なくなってしまいました。それは接遇英会話でも同じ状況で・・・。自分の力不足に愕然としました。また美しい立ち居振る舞いができるよう、学生からJAL CAへと意識改革をしなければならず、本当に大変でした」
S「想像と現実の違いを突き付けられたわけですね。いつの時代も訓練センターではJALのおもてなしマインド=基本品質(知識と技量)を徹底的に叩き込まれますものね。サービス要員としてだけでなく、保安要員としての訓練はどうでしたか?毎週試験がありますが、どのように克服したのですか?」
A「自主的に居残って復習したり、訓練生同士で教え合ったりする日々でした。週末は寝る時間を惜しんで勉強しました。人生の中で一番勉強したような気がします。自分も精一杯の状況で、脱落しそうになる同期を支えることは最大の課題だったかもしれません」
S「連帯責任を課されるのは、それは乗務の中でも非常に重要な事柄だからですね。訓練教官も意図的にされているんですよ」
S「では約2週間、計11回のOJTを含め乗務で感じたことを教えてください」
A「初日はあっという間に終わってしまいましたが、OJTデスクではきちんと振り返りを行い、次の乗務につなげていけますので、その点では安心して現場で学ぶことができます。独り立ちのタイミングが繁忙期だったので、状況を先読みしながらお客さまサービスをする先輩方についていくのは大変でした。わたしはなかなか思うように動けないことも多く、ご迷惑をおかけしましたが、『お客さまにはあなたが新人であることは関係がないのよ』とをさりげなくフォローしていただきました。どの先輩も『こうするともっといいよ』『こんな時はこうしましょう』とコメントしてくださるので、育てていただいているなと実感します。このような方々の仲間に入れていただけたことに感謝して、一日も早く自立しようと誓いました」
A「先生が厳しい仕事だから覚悟を決めるように、と繰り返しおっしゃった意味が分かりました。ようやくスタートラインに立てたような気がします」
まだまだ勉強したりない、と気を引き締めるAさん。
国内線を皮切りに経験を重ね、Aさんの個性が発揮される日に期待☆
インタビュー全編を通じて感じていただきたいことがあります。
JALの採用試験は既卒・新卒問わず「感知力・人間力」を求めるということ。
トラブルが起こる予兆を感じたり、お客さまが望んでいることを感じ取る力や、
高い安全性を保持するための術や柔軟性も求められています。
その準備の仕方は人それぞれ。
インターンシップに参加する、しないに心乱されることなく、
❝自分で考える力❞を養っておきたいですね。
AさんとSkywards対面レッスンの直前対策(GD・集団面接)に参加され、
ANAに合格したBさんにも今年中にインタビューできればと考えています。
お楽しみに~♪
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