2016年12月5日月曜日

【面接】チャイナエアラインは短期決戦!

今週末から来週初めに実施されるチャイナエアラインの採用選考。

毎回、かなりの人数(500名程度)が面接に呼んでいただけるので、
ブログ読者の方々にもハガキが届いたのではないでしょうか。
合格者のボリュームゾーンは23~25歳ですが、28歳の方も書類通過なさっています。
既卒・新卒の50名採用なので、二次面接まではある程度の人数が残りますから
気を緩めないようにしましょう。



まず歴史背景を少し。

1994年から日本人フライトアテンダントは東京ベースの契約制。
日本路線(日本-台湾・日本ーハワイ)における日本人乗客へのサービスがメインです。
(ロサンジェルス・サンフランシスコ線の乗務も入るそうです)

成田国際空港の運用開始後も、中華人民共和国政府の「主権問題で対立する
台湾(中華民国)の航空会社を同じ空港に乗り入れさせないように」という
政治上の理由により成田空港へ移転せず羽田空港に残留しました。
2002年に成田に移るまで、都心に近い羽田空港ゆえ都内や横浜方面からのアクセスが
好条件であること、空港旅客サービス料が無料であること、国内線が集まる空港であり
接続利便性が高いといった理由からホノルル便を好んで利用する人は多かったのです。
2010年の羽田空港が国際化に伴い、羽田発着便を再開させました。

現在、日本人フライアテンダントの居住地は両空港へのアクセス可能な場所となっています。
(早朝便は空港近辺での前泊手配をしてくださるとのことです)


競合するエアラインとの差別化を図るためにも、サービスのさらなる向上と
日本人旅客の一層の獲得が使命となり、
日本人フライトアテンダントの必要性も高いと言えます。

メインとなる台湾路線はフライト時間が短いため、
台湾人フライトアテンダントともにサービスメニューをテキパキこなすための体力も求められます。




面接ではどのようなことがチェックされるかというと、

一次
  • 大型機の乗務でも支障ない身長                 (202cmにアームリーチで届くことが絶対条件)

  • 短いFLT TIMEの中、好印象を与えられる容姿         (本社スタッフの価値観・意向が強い)

  • 英会話だけでなく、読み・書き                (TOEIC550に満たない受験者には筆記試験あり)


二次(最終)
  • 語学力は十分か                            (英語だけでなく異文化理解による話し方)

  • 国際人であるか                           (台湾人は自己表現がはっきりしているため)

  • 日本人として質の高いサービスが提供できるか        (日本人乗客のニーズ・ウォンツ・デマンズを満たすことができるか)




過去は面接官は本社採用担当者3名と日本人支社2名での実施。

面接官のチェックポイントは少しずつ違う様子。
過去の受験者・合格者の話から総合点が高い受験者が残るようです。

質問者に納得していただく答えが言えなくても、
がっかりぜず、笑顔で乗り切りましょう。



スクール生とも直前対策を連日行います!



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