タイトルが物々しいのですし、本来であれば
❝闘う❞を用いるべきところなのですが
あえてこの言葉にしています。
華やかさだけではない部分も知ってもらって、それでもなお、
愛すべき職場だということを理解していただけると
嬉しいなと思って書いております📝
戦う客室乗務員 その ①
戦う客室乗務員 その ②
そう、ウイルスとの闘いだけでなく、見えない敵はまだあります。
お客さまに自宅でくつろいでいるかのように
機内をしつらえているので地上と同じだと思いがちです。
しかし地上約10 Kmを飛んでいるジェット旅客機の客室は
想像以上に過酷な環境です✈
最新の787型機は巡航高度に達したときの気圧高度は約1800m、
湿度は20%程度です。
従来機より乾燥は改善されてはいますが、
機内温度の設定自体は変わりません。
なによりも制服を着ているので苦労は絶えない
大先輩がご活躍なさっていたバブル前の全盛期には
夏服・冬服と二種類が支給されていました。
(帽子や手袋、ストッキングの支給もあった)
バブル崩壊後はコスト面だけでなく素材そのものの性能が上がったため
オールシーズン用としてデザインされています。
受付やイベントコンパニオンと異なり作業着ですから、
動きやすくシワになりにくく通気性がよいことが第一条件です。
また制服変更に伴う選定の際にはプロジェクトメンバーが
地上モックアップでサービスの動きを意識して着用してはいるものの、
実機では繁忙期に伴って荷物の上げ下ろしなどにより
激しく汗をかくこともあるのです。
(トラブルに嫌な汗をかくことも💀)
日本をはじめ東南アジアの国々は湿度が高くて
空港の外に出ると汗が噴き出る状態😵
「汗で制服が張りつく」
「制服に汗ジミが出来る」
「制服から汗の臭いがする」
これらの悩みを解消するためにユニクロのインナーに
お世話になっている人がほとんどで、夏はエアリズム、
冬はヒートテックがマストアイテム。
制服をきれいに着こなすためには中に着込めないので、
極暖ヒートテックや超極暖ヒートテックは
寒冷地へ向かうスーツケースに忍ばせています。
(極寒の地で帽子をかぶらず外出したら、死ぬ気かと言われました😨)
ときどき極度の冷え性の人が制服の袖から超極暖をチラ見せしていて
プロ意識のなさを残念に感じる方もいるでしょう。
同僚としても規定のストッキング(25デニール)を重ね履きしていたり
もやはタイツではと思う透け感のないものを着用している人がメンバーだと
その妥協する姿勢から信頼がおけない気がしてしまいます。
ただ、心情的にはわからないでもない
それだけ過酷な環境であるとも言える
プロ意識のある人は薄手のインナーに使い捨てカイロを
肩甲骨の間にある「風門のツボ」や
おへその反対側の「命門のツボ」に貼っています。
Skywardsはというとやってみたものの、
代謝が良いのか急に熱くなって背中がカチカチ山に・・・🌋
低温火傷になっても困るので乗務中に貼るのは止めました💦
それでも客室のように人気がないため異常に寒く感じる
Crew Bunk/Crew Rest(仮眠室)に持っていく必需品がありました。
それは・・・
お湯を入れたペットボトル
用意するものはホットドリンク専用の空きペットボトルです。
※キャップがオレンジ色のもの
ペットボトルの八分目ぐらいに80度ほどのお湯を注ぎ、
少し水を足します。
これをツボに当てるとお灸と同じような効果を得ることができるのです。
高温ではないので薄手のインナーの上から当てるなどして調節してみると
ほんわり体が温まってくるのです。
緊急避難的にサービスで空になった2リットルの水が入っていたボトルに
もっと低温のお湯を入れてそれを抱いて休んでいる同僚も見かけました。
このペットボトル温灸は代謝が上がり、血の巡りも良くなり、
不眠や肩こり、目の疲れやクマ、腰痛、浮腫み、肌荒れ、胃腸の不調、疲労など、
様々な症状を緩和させたり解消させることに繋がります。
ステイ先もセントラルヒーティングなどでお部屋の温度が低いことがあるので
湯たんぽ代わりにしているんですよ。
旅先などで予想外の寒さに困ったなんていうときには、
一度、この方法を試してみてくださいね😘
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例のTwitterのお方は負のスパイラルは抜けだせないようです。
体の冷えと脳や心の冷えは密接していると言われていますから、
皆が穏やかに過ごしている場面でも体が冷えていて共感できない
心の冷えがあるのかもしれません。
お金では心の冷えを溶かすことは難しいのですねぇ😞
会社は毅然たる態度で事の解決にあたって
(法的に戦って)もらいたいです。
そうでないと職務を全うしている者が報われませんから。
Skywards
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