年の瀬になり一年を振り返る機会がありますよね。
既卒新卒問わず、今年は思うような結果が
出なかった方もいらっしゃったかと思います。
目標にもう一歩で手が届きそう、
手に届きそうで届かない・・・
このほんのわずかなの差を埋めるために
追い求めてもらいたいものが「自分」です。
まずは人と比べないことが一番大事になるしょう。
合格や内定という不確定要素はコントロールできない部分であり、
それだけにチャレンジしていると疲弊してしまいます。
では確定要素とは何かというと「自分の目標地点」をはっきり決めることです。
目標から逆算して、ひとつずつ自分の中の階段を昇っていくのがよいでしょう。
ときには階段をひとつ降りることもあります。
「そんな時もあるよね」と次に勢いをつけて一気に昇るために必要だと捉え、
周りの人の結果にも「次は自分」と勇気をもらうのです。
近年、日本だけでなく世界で大規模な自然災害が生じています。
安全上どうすることもできないこともありますが、
人々の希望を灯すためには公共輸送の確保が不可欠であることから
航空ネットワークを維持し続けることで速やかな復興に貢献しています。
本業が社会的使命を持っており、実際の協力にあたっては
各社部門や現場での積極的な対応、社員に一人ひとりの意思が
効果を何倍にもしています。
だからこそこれまでよりも
『逆境を受け入れ、克服する力=レジリエンス』
『不確かな状況でも結果のために行動ができる=見極める力』が
選考の基準になっているように感じます。
現状から脱却するには、夢や希望をいだくだけでなく
冷静になっていただきたいのです。
なりたい自分を明確に思い描くことが必要で、
何が足りないか何を加えれば理想の自分に近づけるかを
考え抜くことに力を注いでください。
目標に向かって努力を続けるには「自分に期待すること」です。
誰もあなたのことはわかりません。
自己分析という言葉でくくるような範囲でなく、
あらゆることを‟考える“自分であってこそ、
初めて自分を語ることができるようになります。
面接の場においては”伝える“能力が高い方が評価の対象になります。
しかし第三者の言葉がそこにあったとき、面接官は違和感しか感じません。
自分の考えがあってこそ、生きた言葉になるからです。
学力が高く真面目な学生は論理的思考に頼りがちで
耳触りの良い内容を極めるテクニックに走る傾向にあります。
そのような新卒者には感情面の揺れを少し加えるようにアドバイスすると
劇的に通過率が上がったりします。
転職をしたい社会人はいまの仕事に慣れがありがちで
今の会社における取り組みがおろそかになる傾向があります。
そのような既卒者にはいまある自分は過去の自分の選択の結果である
とアドバイスし肯定的に捉えてもらって再スタートします。
現職を否定的に話す人はエアラインに入社たとしても
不平不満を言いかねないので好まれません。
実際に憧れ入社した人は変なプライドだけ高くなって、
マニュアル通りにしか動けない新人‟人材”、心無い接客をする中堅‟人在”、
煮ても焼いても食えない大御所‟人罪”になりますから。
「努力は裏切らない」が実現すればよいなとは思いますが、
個人も企業も努力の方向性が異なっていたら目標には到底辿り着けません。
仕事を通じて自己実現をしていきたいのなら
心を磨くこと
自分自身を好きになること
人生の目的があるひとはお顔も輝いて見え、
CAの職業に華を添えることができるでしょう。
令和二年にはエアラインにとって
なくてはならない‟人財”となれますように。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
Skywards
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