【Q&A】ESのエピソードに悩んでいます・・・

確かに、お悩みの人は多いですねぇ。

エアライン受験ビギナーは、素晴らしい経験をしていても
面接官に伝えきれない方々が大半を占めるのが現状です。

もっとも残念なのはESの段階で選考から外れてしまうこと。。

それは秋・冬のインターンシップ参加を目指す２・３年生であっても同じこと。
そこで今回はES（エントリーシート）から考えてみましょう。


いわゆる「ガクチカ」（学生時代に力を入れたこと）の
エピソードを例に比べます。

エピソード①
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私はビールの売り子として、売上を1.2倍に伸ばしました。売上を上げるには、常連客の確保だけでは無く、更に新規客を獲得しなくてはなりません。そのため15ｋｇのビールサーバーを背に急勾配のスタンドを往復したり、お客さまから合図があれば小走りに駆け上がり、ビールがなくなればサーバーを取り替えにバックヤードへ戻ります。修行僧のように何度も何度もお客さまの間を昇り降りしますが、お客さまに「ありがとう」と言われたり、頑張った分だけお給料に反映されることはやりがいになっています。
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「体力」について問われアピールするときに一部使えそうですが、
売り子のアルバイトをした経験がある人なら誰でも書けそうですよね。

あなたの人間性や考え方が問われているにもかかわらず、
「やってきたこと」のみ答えるのでは評価されません。




エピソード②

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○○球場のビール売り子として年間売上杯数10,000杯超で一位を獲得したことです。

「誰から買っても同じビール」である状況で、「自分ならでは」を発揮して差別化を図るのかを考えました。一時、売り上げが頭打ちになり苦労したからこそ、お客さま目線の重要性に気づきました。球場のメインは観戦であり、試合の流れやお客さまの体調があるため、「押し売り」はしないという独自ルールを設けました。

・試合開始前の１杯目は売らずに❝目配り❞を入念にする

・「顧客リスト」を生かし、座席の位置関係を把握する

・飲むペースの違いを押さえた上で「おかわり」に備え、売り歩くコースを決める

・空のコップを持つ人に声を掛けて断られたら、「またお願いします」と笑顔で立ち去る

結果を出したい気持ちから空回りしていたことを反省し、いかにお客さまに寄り添うかをテーマに取り組みました。せっかくの楽しみ、またはストレス発散の場ですから、さりげないサービスこそが私の目指すところです。

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エピソード②は
「課題に積極的に取り組む」「判断力・課題解決力に長けている」
学生像が頭に浮かびます。
❝自社で活躍できる将来像❞が想像しやすいのは明らかですし、
「面接でその分析力について聞かせてもらおう」となる訳です。



ポイントは、定量的な表現と、
成果に繋がった行動特性を明示することです。


エピソードを整理したら面接で『聞かれたいところ』はどこかによって、
書くべきところを押さえます。
（もちろんESの設問に沿った答え方でなければなりません）

深掘り質問ではマイナス面について聞かれるのが 最近の傾向です。

「なぜ売り上げが頭打ちになったのですか」

「押し売りをしたことは全くないのですか」
「そもそも向いていないとは考えなかったのですか」
「季節限定アルバイトですよね。そのほかの期間はどうしていたのですか」

ここで重要なのは打たれ強さ。
圧迫面接であっても簡単に崩れない、精神的強さがあることです。
面接官は採用の見込みがあるから試しているのです。

あなたの人となり（個性）を伝える、絶好のチャンスです🙆

ひとりのお客さまからお叱りを受けて、落ち込んだとしても、

決して引きずってはならないのがCAの職務特性です。
ミスしてしまったものはしょうがない、同じミスは二度としないと、
すぐに次に切り替えることができないと務まりません。

もし面接官に納得してもらえなかったり、批判的なことを言われても、
あくまで「自分はこう思う」というスタンスで答えられるかどうかを
試されているんだ、と平常心を保てれば大丈夫。
そこまでしっかりと練っておく必要があるんです。

ESは自分より先に企業に出会い、

最後まで伴走してくれるプレゼン資料です。
要素が詰め込まれたESがあれば、有利に面接を進められますよ👌

４年生になるまでに何度も自分を振り返っておくこと、
また文章力向上のために本を読むことに時間を使いたいですね。

合格を掴んだ先輩は人知れず準備しているものなんですよ☝
皆さんもがんばって～

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