2017年3月19日日曜日

【ES】JAL 新卒

新卒採用のエントリーが始まり、あっという間に3週間が経ちました。

またエントリーシート(ES)の提出締め切りまであと一ヶ月ですが、
多くの方が先週行われたTOEICの結果を反映させて提出することを
考えていらっしゃることでしょう。
4/13~15の間に殺到すると想定されるので、TOEIC IPでもGTEC-LRでも
ある程度のスコアを持っている人は早めに仕上げて郵送することをおすすめします。

理由はおわかりですよね。
しっかり目を通して審査していただきたいし、質問に対してどのように答えるか、
その話し方を含め準備しておきたいからです


JALは設問から『志望動機』がなくなりました。

不思議に思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は『志望動機』には
大きな意味はないのです。

一般的に『志望動機』を「いかに作るか」が内定獲得の必須条件のように思われていますが、採用側にとっては重要視していないのが実状です。

職業経験のないに等しい学生が、本音で、互いに納得できる企業を選んだ理由や
志望動機を語ることは難しいとわかっているからにほかなりません。
もっと言うと「夢」「憧れ」「利用した感想」などきっかけが書かれているにすぎない、
CA職ではこの手の内容があまりにも多く、審査のしようがないからです。

実際の面接で志望動機を聞かれ、隣の受験者との重複も散見されるとのこと。
「またそのパターンか・・・」と思わせてしまうと残念な結果になりかねません。

それなら❝視点を変えて答える❞
「私は会社を選ぶとき、まず自分が・・・という観点を持ちました」など、
どのような視点で就職先を探しているのか
あなたなりの就職活動の軸を話せばよいのです。

これは就職活動初期(ES提出の段階)ではなかなか見えてこない部分
JALの設問から消えた理由です。


二次面接になると「どのくらい本気で会社のことに興味を持ってるのか」
「事前の勉強をどのくらいしているか」志望度チェックがあるでしょう。
最終面接では当然のことながら、必須項目として『志望動機』の質問があります。
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就職活動を乗り切るために、どのような戦略で対応したのか。
そしてそれらの結果はどうだったのか。自分のやり方は通用したのか。
通用しなかったとしたら、その原因は何なのか。
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採用側の判断のポイントは行動原則の有無にあります。
その人の行動が自分の行動原則に沿って動いた結果、成功がもたらされたのであれば、
企業に入っても同じ成功が再現できる可能性が高くなるからです。

誤解を恐れずに言うなら、JALは特に❝CAになることのみに執着している人❞
敬遠する風潮にあります。
大手二社のみ受験をし、JALの最終面接で就職活動について聞かれた受験生が
口ごもってしまい、「痛いところを突かれた。見抜かれてしまった」
と嘆くのはよくある光景。

キャリアコンサルタントとしては偶然性を排除されているのだと理解します。


航空業界全体を見渡した本音や
いろいろな業界を受けてみての本音。
自分の言葉で紡ぐ本音こそ、面接官の心に響くのです。


ABCから選択記入したものだけでなく、
他の2二つの項目から質問されることもあるので、
意図的にESを構成しておきましょう☝

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