2018年9月30日日曜日

【振り返り】’19既卒JAL・ANA

暑い夏が台風とともに過ぎ去って行った9月でしたね。


JALANAを同時並行で受験なさっていた既卒の方は
仕事との両立(自然災害による調整など含む)は大変な状況でした。
自分を冷静に見つめる目をお持ちなので「手ごたえなし」とのレポートでも
『内定通知』を手にされた方々は昨年からの準備性が高かったと言えます。
実際に両社から内定を得られた方がある程度の数に上り、
内定の連絡に時差があったのもこの調整を見込んでのことでしょう。

一方、一次・二次の面接選考において「手ごたえ」を感じていた方の通過は
限りなくゼロに近いという経験値があります。
(残念ながら直前すぎる直前では対策が間に合わないこともあります)

相手の求めることに視点を置く話し方ではなく、
自分の言いたいことを話して気持ちよくなっているパターンが想像できます。
また自分が選考から外れてしまい、現実逃避されているとしたなら
それも自己愛が強い傾向と言えるかもしれません。

全く太刀打ちできず「本当にCAになれるのか」と不安にさいなまれ
何も手につかないとしたら自己肯定感が低いと言えるかもしれません。

でも周囲の受験者を見て「ああいう人が採用されるんだろうな」と刺激を受けたり、
採用に携わる社員からもなにかしら感じるところがあったはず。

不合格という自分が望む内定と対立する状況や
周囲の状況に感情的になりそうな場面で、
最初に対処するべきものは、自分自身の「不安」です。

心の中に生まれる不安に対して、どのように向き合うかが、
その後の行動を決めるからです。

近年のJALは内定者の年齢が25歳前後に集中していますし、
ANAは国際線枠も募集停止状態にあり、難関中の難関になりつつあります。
AJXのように働く環境が整っていれば国内外の現役が殺到しますし、
経験者であっても何も考えずにただ乗務していると見向きもされません。



現実は甘くないのです。



来年の自分はひとつ年を重ねます。
年度によって求められる人財像にも変化が生まれるでしょう。
時代の変化を捉え、戦略的に、緻密に、準備を進めていけば
既卒採用という壁も破ることができます。


『不安な時ほど課題から目をそらさずに』

ここでひと踏ん張りしておきましょう。


2018年9月25日火曜日

CAと二十四節気

季節の移り目を感じる今日この頃ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

画像はお借りしています


昨日は中秋の名月ということで機内でお月見された方も
いらっしゃったようですね🌕
こういうスポットカンバセーションができれば、長時間にフライトも
あっという間なんですよ。

Crew生活をしていると西へ東へ、北へ南へ。
時差や真逆の季節での寒暖差との闘いの日々。
目覚めたベットの上で「ココ、ドコ???」なんてこともあります。

それでもPAの担当をするため、天候だけでなく、
二十四節季も気にしています🌸🎏🌊🍁🎑⛄🎍🎎

情緒豊かな日本人は四季に移ろいを感性豊かに感じとりますので、
海外から戻られた方、ビジネスでお忙しくされている方、留学から帰国される方、
さまざまなお客さまと「ああ、そうだ」と一呼吸おけるような、
そんな一体感を持てる瞬間でもあります。


「暑さ寒さも彼岸まで、ということわざもあるように、
この日を境にだんだんと寒さが増していきます。
皆さま、どうぞご自愛くださいませ」

このような声に合わせて、ジャンプシート(CAの着席位置)の周辺で
上着はお持ちでいらっしゃいますか」
「気温差がありますので、機内で暖かくなさってくださいませ」
「帰国後は旬のサンマをいただきたいものですね」
などなど、会話がはずみます。

きっかけになるアナウンスをするチーフ(大先輩)は
七十二候(農事暦)までメモされているのを見て自分の未熟さを痛感いたしました、が。




新卒より既卒の方はお客さま含め、上司や先輩など目上の方と話しになることを
得意にされているなと感じます。
来年の新卒・既卒に挑戦しよう!という方や面接で過度に緊張してしまう方は、
まずは誰も傷つけることのない天候や季節のお話を
さらりと楽しめるようになさってみてはいかがでしょうか😉


周囲に余裕のある人って受け取ってもらえるはずですよ~




2018年9月21日金曜日

外国人Crewってどんな感じ?

Qatarで奮闘中のスクール生から便りが届き、元気でやっているそうです📧
BatchmateはMultinationalで唯一の日本人だそう。

Finn airで活躍するヘルシンキベースの元スクール生は
ヨーロッパ線にデビューしたそうで、初めてのメンバーとは短いステイを
楽しんでいるようです😊

このように外資系に勤務していると、国籍の違う者同士が
スケジュールされた便ごとにチームを組み乗務します。


その中で客観的に日本を見ることができるようになります。

良い意味でも悪い意味でも日本が見えてきます。
周囲がすべて同じ国の人ばかりでは体験できないことであり、
とても勉強になります。

彼らは人生をいかにして楽しむか、
その術をよく知っています。

機内でも、あるものだけで自身のお国料理を作って振るまったり、
とてもクリアエイティブで遊び方がとても上手です。

ステイ先でもただショッピングや観光ツアーに明け暮れるのではなく、
自分たちでオリジナルツアーの計画を立て実行してみたり、
「海辺で長編小説を読む日」
「マップを片手に町を散策する日」
という具合に、自分が楽しむために時間を創造するのです。


例えば日本なら茶道や華道を体験したり、せっかく異国に来たのだからと
現地の人と交流を持とうと積極的に行動する『郷に入れば郷に従え』の精神で
とことん楽しむのが彼らの流儀です。


これには刺激を受けますし、見習いところです。

同僚から自宅へ招待されることもよくあります。
日本人は面倒をかけまいと遠慮しがちですが、
ご厚意に甘えて出かけることにより新たな発見もあるでしょう。

周囲が外国人クルーという環境は毎日異文化と接し学ぶことの連続で、
それはサービスにも反映できるのではないでしょうか。



日系でも外国籍の乗務員を採用しているので同乗していましたが、
最高学府を卒業したような才女ばかりで驚きました😲
「東京大学に留学していました」なんて珍しくなかったり。。

彼らは日本語を真摯に勉強していて、とても刺激を受けました👏

その向上心は見事なもので、乗務中だけでなく日本での滞在の際には
日本の文化や観光地を紹介することも必要になっています。
自らが外国人観光客への案内を充実させることにもつながるので
声を掛けて一緒に出掛けることもよいですね👭

人間ですから、国籍問わず合う合わないは多少ありますけれど、
様々な価値観に触れることは、何事にも代えがたい素晴らしい経験ですよ💗


新卒の方もKLMの受験は可能ですので、
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか❔


2018年9月9日日曜日

お悩みの方へ


「日系を受けるには年齢的に難しい…」

「外資系に挑戦するには英語力が足りない」


ここにあるのはネガティブで、自分のことを他人がどう思うか、ということのみ。


自分ではコントロールできない他人のことを考えていても仕方がない。
もっとご自身を信じて行動してみてはと感じます。

たとえば「30代だから合格できないかもしれない」ではなくて、
「どうすれば合格するだけの個性を身につけられるか」という風に
発想の転換をしてみませんか?


人のことを気にするのなら、自分は何をするべきなのか、
自分はどんな人間で、どうすれば面接で自分を売り込めるかを考えるほうが、
解決策が見つかります。


それを一つ一つクリアーに押していく作業は楽しいものです。





Crewはお客さまを楽しませるエンターティナーでもあるのです。

自分で仕事も遊びも楽しもうという気持ちを持っていない人は、
他人を楽しませることは難しいでしょう。

たとえ悩みや不安でつまずくことがあっても、
すぐに立ち直って笑顔を見せられるという性格がCrewに向いています。






まずは一歩。
何から始めるか。
それだけでもワクワクしませんか?



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