2023年8月7日月曜日

採用ラッシュ

ずいぶんごぶさたのblogですが、過去の閲覧数が伸びていて採用ラッシュを実感しています。

こちらでもスクール生のみのサポートをしており(別のツールでコミュニケーションを図るようにしていました)、昨年より順次、採用活動が再開されて行くと同時に合格を手にしてくださっています💕

採用数が少なく、個人が特定される恐れもあったため採用プロセスなどの掲載には慎重を期していました🔐

X(旧Twitter)のご相談は想像以上に多く、その内容に思うところもありました。それらも含めて、また少しずつではありますが、さまざまなことを共有できればと考えています。

単に採用活動が進むだけでなく、エアラインが真の意味で復活することを願っています🛫

Skywards

2020年8月21日金曜日

輸送機関として

Twitterでは短く呟いたことをこちらでも少し。


34月はCOVIT-19感染拡大を受けた各国の空港閉鎖措置などで

日本発着の国際便の運航が縮小したことによる混乱がありましたが、

カタール航空が近隣諸国やアフリカの邦人帰国の生命線として活躍しました。

 

2月は中国便運休により日本経由でアフリカ大陸から

中国籍の方々が大移動していたということは以前のblog記事に書きました。

旅客輸送だけでなく、貨物便や貨物のみを搭載した旅客機を運航して

必要物資の輸送を継続するなどサービス拡大していたそうです。

それが落ち着いた7月以降は離職する者が母国に帰る姿が多くなったと聞きました。


エコノミークラス(EY)だけでなくビジネスクラス(C)の利用が可能なこともあって

有償座席利用率が低い中、空席でないということはそういうことなんですよね。

  

先に記述したアフリカ諸国に居を構えていた日本人の方々には

急ぎ帰国便に飛び乗って後処理が出来ずじまいだと嘆いていらっしゃったことでしょう。

突然の出来事に誰もが戸惑い、その時々で最善を尽くしているのだと思います。


大よそすべての離職者は

「この数年、本当に楽しかった」

「よい経験ができた」

そんな風に話しているそうなので、それが真実なんだろうと感じました。




「またどこかで会いましょう!」


この言葉とともに、わたしたちもそれぞれ現実を生きなければなりませんね。



Skywards

2020年8月13日木曜日

コロナ禍の入社・訓練状況 その後②

昨日は8月12日。

毎年お盆の時期であり多くの航空関係者には死者の霊を慰めることは難しく、

行きかう旅客に無事を祈ることしかできなかったりします。

今年は事情が異なりフライトそのものがなかったり、時間的余裕もあって、

立ち止まって空の安全についてじっくりと考えたとの声を耳にしました。

もちろんフライト毎にブリーフィングがあり、安全に妥協しないよう

確認し合っているのですが日常に溶け込んでしまうこともあるのです。


TJD-1・5・6・8と訓練を終えた元スクール生も

訓練中のTJD-9・10の元スクール生も、社員になって初めて迎えた日。

安全啓発センタ―が教えてくれるものは沢山あれど

35年前の出来事を被害者側であれ加害者側であれ、

経験した人ほど簡単にそれを口にはできない。

それほど誰もが傷ついたのですよ・・・


だからこそ絶対に忘れてはいけないことなのだと

胸に刻むということをしてほしいと願ってやみません。


「二度と繰り返さない」安全の誓い


今でも新入社員が遺品を前に倒れてしまったり、

一般の中には気分が優れないと退室される方もいらっしゃりするので

行かれるのであれば無理されずお過ごしになればと思います。

※現在は予約を受け付けていません


現役の時はこの日に乗務する機会に恵まれました。

何事もなく目的地に到着できたことに、いつも以上に、

感謝の気持ちを感じたものです。

コロナ禍では毎週のようにプロシージャ―が変わって

ラインアウトしたばかりの新人には過酷ですが

日々の業務を作業にしないように努めてもらいたいと

応援メールを送っています。


その後、訓練は滞りなく進んでいるとのことです。

新しいスクール生を迎え先輩からのメッセージをお伝えするところです。

志望者の皆さんも罹患しないようにうがい手洗いの徹底をし、

心身ともに健康なままで次の採用に挑戦できるよう

少しずつ前に進みましょう。



Skywards

2020年7月13日月曜日

【Q&A】既卒採用に職種の有利不利ってあるの?

’21卒(現4年生)だけでなく’24卒(新入生)からあるのが

「航空業界を目指して既卒受験をするなら
どのような業界(職種)に新卒入社すればよいか」

という質問です。




リーマンショックのような金融危機や〇〇戦争のとは違い
就職留年という話は聞きません。
長期戦になるのは周知の通り、その点では辛い状況の中でも
冷静に考えていらっしゃって素晴らしいと感心するばかりです。

就職活動中のスクール生には特に何も言ってこなかったのですが、
金融とビューティー、ヘルス関連などに内定・内々定を得ています。
※ソラシドエアは受験準備中

これまでの既卒合格者では

・ホテル
・金融
・医療
・福祉
・サービス
・メーカー
・アパレル
・公務員

確かにホテルと金融(銀行)が多い傾向にありますが、
シフト制、土日の出勤がないといった要素によって
受験のしやすさがあったように思います。

何が言いたいかというと、この一言です。


特定の職業に有利はない



憧れから芽生える夢もあれば、学びや経験を通じて芽生える夢もあります。
全ての現役社員が憧れからスタートしている訳でなく、
入社した既卒者には新卒のときにエアライン受験をしていない人もいます。

「計画的偶発性理論」
Planned Happenstance Theory

「キャリアは予想していなかった偶発的なことによって決定されることが
往々にしてあり、それは決して悪いことではない」という考え方です。

既卒者の多くは人との出会いが自身のキャリアに大きく影響したり、
思いもよらない配属や配置転換こそが自分のキャリアアップに
つながったということなのです。

将来からの逆算で「計画を立てて実行していく」考え方とは異なり、
現在・今に起こるであろう「予期せぬ出来事」にフォーカスした理論です。

  1. 好奇心
  2. 持続性
  3. 柔軟性
  4. 楽観性
  5. 冒険心


『キャリアは予想していなかった偶発的なことによって決定されるという一方で、
その偶然は5つが鍵となり自ら引き寄せることができる』
というポジティブな考え方なのです。

自分自身に力つけていくために必要なことは、

❝今いる場所で、今できること今しか学べないこと❞

に真摯に取り組むことだと感じます。

モヤモヤしたままでは濃い霧の中を手探り状態のままで進むようなものでしょう?
どこに就職すればよいか、絶対的な正解なんてどこにもないのですから
一筋の光が見えたらそこを目指して一歩踏み出してみましょう。

きっと学びと経験が自分を知ることにつながりますし、
試行錯誤することで新しい生活様式でも
しなやかに生きていけるはずです。

そして本当にやりたいことが見つかった、
人生で成し遂げたいことがエアライン業界という場所にあったとき、
それまで培った努力や工夫の経験があなたを導いてくれるということは
過去の受験者(わたしたち経験者)が証明しています。


CAになるという夢は叶えても、また新たな夢が芽生えるものです。
それをも楽しむ気持ちを忘れないでいてください。


既卒採用は多様な職種に就いて、輝いている人に期待を寄せるものです。
その経験がエアラインという組織を強くしますから。



Skywards


2020年7月12日日曜日

【ANA】’21採用活動の中止について

2ヶ月前に記していたように、やはり収益の悪化に歯止めがかからず
社員の雇用を守ることが最優先ということです。

【ANA】'21採用活動の一時中断について


同時ぐらいのタイミングで見かけたニュース記事があります。


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現代ホスト界の帝王と呼ばれるROLANDが、自身が経営するホストクラブの閉店を決断した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世間から向けられるホストクラブへの厳しい目と、従業員を抱える経営者としての葛藤が続いていたという。

ROLANDは「スタッフ達の安全を確保し、かつお客様に喜んで頂けるよう運営する事は困難であると判断した」と閉店理由を説明。現在抱えている従業員には自身が運営しているホスト以外の会社への移動を促しているとし「それでもホストを続けたいという従業員に関しては僕が独立する以前にお世話になっていたグループの本店が責任をもって受け入れるとお約束してくれました」と明かした。
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外的要因であるにもかかわらず窮地に追い込まれ、
それでも他責にしない“潔さ”に注目してもらいたいのです。


勝ちとか負けとかの問題ではなく
生きるか死ぬか
生かすか殺すかの問題

ニュースの共通点にお気づきでしょうか。

経営者が判断を誤ると再起不能になってしまい
お客さまだけでなく多くを巻き込むことになります。
国を代表する企業ともなれば経営破綻は絶対に避けれなければなりません。
苦境に立たされているのは中小個人、全世界の人々・・・となると
航空インフラに公的資金投入するにしても
国民が納得できる展望を示していかなければ、
政府の丸抱え救済だと非難の対象となり需要喚起につながりません。

コロナ禍にあっては現実を受け入れて
正しい恐怖心を持つということが
第一義

就職活動をなさる学生の皆さん、
中断の報を受けてから数年後の既卒試験に向けて
就職先を決定されていることかと思います。

自分自身のキャリアをどのように描いていくのか
もう一度考える機会になさってくださいませ。
現役社員は次の世代に健全な形で会社を継いで行ってもらえるように
エッセンシャルワーカーを全うしています。

スクール生も「CAになるための準備期間」と言い切って
挑戦する日を夢見て考え付く限りのことを洗い出して行動しています。
そしてわたしたち経験者も微力ながら応援しています。



最後にROLANDさんはこのようにTwitterつぶやいています。
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俺には負けという概念がないんだ。
今は勝ちの途中ってだけさ。
まあ見ててくれ!
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生き残りをかけたエアラインの戦いも
始まったばかりです。


Skywards

2020年7月3日金曜日

就活便利グッズ ②

合同説明会にも便利なグッズを2月にご案内しました。
就活便利グッズ ① 

他にも何かなかったかな、と思い出してみました😌


コロナ太り・・・

一ケ月に渡る自粛生活によって運動不足になってしまったり、
就職活動がオンライン中心になりヒールで歩き回ることもありません。

「足首が締まっていない」「緩んでいるように感じる」


このような学生や夕方になると脚がだるい、脚がパンパン・・・という学生の方には
全体を引き締めてむくみを軽減してくれる着圧ストッキングがおすすめです。
一日中心地よく脚を引き締めてくれるので、ほっそり脚のまま快適に過ごせますよ。





エアライン就活においては
❝スタイルよく見えるかどうか❞
ということも気になるところでしょう。

細見えにはこれ❗❕


↓ ↓ ↓

画像をお借りしています





















シェーディングストッキング

両サイドは特殊な編みでシャドウがかかったように見え、
正面の縦ラインは別の編みでハイライトになって
光のマジックで脚がほっそり👯


シャドウとハイライト。
さらに効果を高めたいのであれば

↓ ↓ ↓


画像をお借りしています



















マジックスプレー

ドド レッグMストッキング
パルトンガンで有名な韓国のプチプラメーカーのモノ。

ブロンズで影を作ったり、ヌードで打撲の跡や虫刺されの跡を
綺麗に見えることもできますよ。

Skywardsはひざ下O脚型。
腓骨がずれていて、ふくらはぎが外に張り出しているのです。
これは痩せたり揉んだりしても改善できないのです。

受験時代は美脚な人にが横に立つと自分の形にコンプレックスを感じたので
立ち方などを工夫するとともに便利グッズにお世話になりました😗

少しでも美しく見せたい・・・
接客業に従事する者としては意識したい部分ですから
ありとあらゆる方法を試みましたし、がんばりましたー。


もし自分の脚が気になっている人がいらっしゃったら
お試しあれ👐


Skywards




2020年6月28日日曜日

コロナ禍の入社・訓練状況 その後①

一ケ月以上、ご無沙汰しております。

春先から大学の授業(Zoom)準備に追われて、
春からは自己研鑽の学びに時間を費やす日々でした。
慣れから段取りもよくなったり対面授業も徐々に戻ったりと
少し余裕ができました。

皆さんは「新しい生活様式」は自分の中に取り込めていますか?

保育所や幼稚園の児童もマスクの息苦しさと大切さを学んで、
小中高の生徒たちもお家での勉強の仕方を工夫して、
社会人はリモートワークの可能性を模索して、
人生の余暇を楽しむ世代の方々は楽しみを後回しにして。

エッセンシャルワーカーは矛盾の中に放り込まれて
それでも耐えなければならなくて・・・

感染したしない、あまたある立場に言及できませんが、
それぞれがコロナ禍で鍛えられています。


今春JALに入社した元スクール生はOJTに飛び立ちました。
3月後半の感染拡大中に細心の注意を払って入寮し、
約2ヶ月の訓練中断をはさんでようやくこの時期になったのです。
感染防止の手順があり、それを遂行しながら乗務をするわけですが、
彼女にとってはこれまでと何が違うかわからないままなことが気になります。

コロナ以前の、元に戻ることはないと考えるとそれでよいのかもしれません。
業界の先輩としては複雑な気持ちにもなりますが、
なによりもこの時期にご利用になるお客さまが抱えていらっしゃる
想いにそっと寄り添えるような客室乗務員になって欲しいと願っています。

たった2年弱のつき合いのスクール講師に対して
折に触れて報告してくれるようなお嬢さんですから
ラインアウトしてグンと大人の女性に成長してくれるはずです。

会社は月に4本(週1便)、新人優先のスケジュールを組んでいるのは
未来を見据えてのことでしょう。
先輩社員はというと月100時間に届こうかというスケジュールをこなし
不平不満も手当で満たされそれなりにボーナスも得ていたわけですが、
ようやく月1本、忘れない程度(申し訳程度)しか飛べないようです。
ワークシェアリングに同意しなければ解雇もあり得る状況なので
受け入れざる負えません。
独り暮らしを謳歌していた人にはに影を落としているのは
SNSの荒れ具合からもわかりました。
(いろいろあったと聞いています・・・)

志望者の皆さんはどの立場どの視点で捉えますか?
ご自身の選択に後悔のないよう毎日を過ごしましょう。



次回は「コロナ禍の入社・訓練状況 その後②」を展開します。



Skywards