’21卒(現4年生)だけでなく’24卒(新入生)からあるのが
「航空業界を目指して既卒受験をするなら
どのような業界(職種)に新卒入社すればよいか」
という質問です。
リーマンショックのような金融危機や〇〇戦争のとは違い
就職留年という話は聞きません。
長期戦になるのは周知の通り、その点では辛い状況の中でも
冷静に考えていらっしゃって素晴らしいと感心するばかりです。
就職活動中のスクール生には特に何も言ってこなかったのですが、
金融とビューティー、ヘルス関連などに内定・内々定を得ています。
※ソラシドエアは受験準備中
これまでの既卒合格者では
・ホテル
・金融
・医療
・福祉
・サービス
・メーカー
・アパレル
・公務員
確かにホテルと金融(銀行)が多い傾向にありますが、
シフト制、土日の出勤がないといった要素によって
受験のしやすさがあったように思います。
何が言いたいかというと、この一言です。
特定の職業に有利はない
憧れから芽生える夢もあれば、学びや経験を通じて芽生える夢もあります。
全ての現役社員が憧れからスタートしている訳でなく、
入社した既卒者には新卒のときにエアライン受験をしていない人もいます。
「計画的偶発性理論」
=Planned Happenstance Theory
「キャリアは予想していなかった偶発的なことによって決定されることが
往々にしてあり、それは決して悪いことではない」という考え方です。
既卒者の多くは人との出会いが自身のキャリアに大きく影響したり、
思いもよらない配属や配置転換こそが自分のキャリアアップに
つながったということなのです。
将来からの逆算で「計画を立てて実行していく」考え方とは異なり、
現在・今に起こるであろう「予期せぬ出来事」にフォーカスした理論です。
- 好奇心
- 持続性
- 柔軟性
- 楽観性
- 冒険心
『キャリアは予想していなかった偶発的なことによって決定されるという一方で、
その偶然は5つが鍵となり自ら引き寄せることができる』
というポジティブな考え方なのです。
自分自身に力つけていくために必要なことは、
❝今いる場所で、今できること今しか学べないこと❞
に真摯に取り組むことだと感じます。
モヤモヤしたままでは濃い霧の中を手探り状態のままで進むようなものでしょう?
どこに就職すればよいか、絶対的な正解なんてどこにもないのですから
一筋の光が見えたらそこを目指して一歩踏み出してみましょう。
きっと学びと経験が自分を知ることにつながりますし、
試行錯誤することで新しい生活様式でも
しなやかに生きていけるはずです。
そして本当にやりたいことが見つかった、
人生で成し遂げたいことがエアライン業界という場所にあったとき、
それまで培った努力や工夫の経験があなたを導いてくれるということは
過去の受験者(わたしたち経験者)が証明しています。
CAになるという夢は叶えても、また新たな夢が芽生えるものです。
それをも楽しむ気持ちを忘れないでいてください。
既卒採用は多様な職種に就いて、輝いている人に期待を寄せるものです。
その経験がエアラインという組織を強くしますから。
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