昨日は8月12日。
毎年お盆の時期であり多くの航空関係者には死者の霊を慰めることは難しく、
行きかう旅客に無事を祈ることしかできなかったりします。
今年は事情が異なりフライトそのものがなかったり、時間的余裕もあって、
立ち止まって空の安全についてじっくりと考えたとの声を耳にしました。
もちろんフライト毎にブリーフィングがあり、安全に妥協しないよう
確認し合っているのですが日常に溶け込んでしまうこともあるのです。
TJD-1・5・6・8と訓練を終えた元スクール生も
訓練中のTJD-9・10の元スクール生も、社員になって初めて迎えた日。
安全啓発センタ―が教えてくれるものは沢山あれど
35年前の出来事を被害者側であれ加害者側であれ、
経験した人ほど簡単にそれを口にはできない。
それほど誰もが傷ついたのですよ・・・
だからこそ絶対に忘れてはいけないことなのだと
胸に刻むということをしてほしいと願ってやみません。
今でも新入社員が遺品を前に倒れてしまったり、
一般の中には気分が優れないと退室される方もいらっしゃりするので
行かれるのであれば無理されずお過ごしになればと思います。
※現在は予約を受け付けていません
現役の時はこの日に乗務する機会に恵まれました。
何事もなく目的地に到着できたことに、いつも以上に、
感謝の気持ちを感じたものです。
コロナ禍では毎週のようにプロシージャ―が変わって
ラインアウトしたばかりの新人には過酷ですが
日々の業務を作業にしないように努めてもらいたいと
応援メールを送っています。
その後、訓練は滞りなく進んでいるとのことです。
新しいスクール生を迎え先輩からのメッセージをお伝えするところです。
志望者の皆さんも罹患しないようにうがい手洗いの徹底をし、
心身ともに健康なままで次の採用に挑戦できるよう
少しずつ前に進みましょう。
Skywards
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