2018年12月28日金曜日

【採用ラッシュ】東南アジア・エアライン

冬休み中の学生の皆さま、社会人で仕事納めの皆さま、
航空業界で繁忙期さらには寒波到来でイレギュラー対応中の皆さま。
まもなく平成最後の年末年始が訪れます。
エアラインの採用は通年で行われており、このあとSQQRと続きますので
いまから待ち遠しいですね😉


しばらくはEKKLMANAウィングスの面接対策やJTAJair
さらにはANAJAL CAインターンシップのES対策など忙しくしておりました。
ここでまとめておさらいを。
12月はVetJet Airベトナム航空カンボジア国際航空と面接ラッシュでしたね🙆

今回は初挑戦で最終にパスした3回生の合格者も🐣
やはり若さは強力な武器になりますね~🌟

Vetjet Airは関西空港に近い大学施設内でのウォークイン試験でした。
書類の提出と身長・体重測定があり、身長が著しく足りない場合は
帰宅を促されていたとの報告がありました。
またキャットウォークでは腕の裏表と首に傷やあざがないかのチェックがあり、
やせ型の場合もその点について指摘があったとのことなので
ユニフォームの短パンの似合う健康美を求められているのがわかります。
一次のタレントショーには94名が進出、コの字型に並べられた机の真ん中で
各自パフォーマンスをするのですが、LCCであることを意識したものがよさそうです。
最終の面接に進出したのは約50名、ここでは企業研究やベトナムについて
深掘りの質問と機内アナウンスのスクリプトを読むように指示があったそうです。
約30名に通過メール、機内通訳の採用も兼ねていたとのことで
規定に満たない身長でもOKだったのかと思われます。
一日がかり、サバイバル形式の採用試験ではオンオフの切り替えも必要ですね。


ベトナム航空は二年前と同じく、2日間に渡って面接試験となりました。
一次では身長・体重測定・アームリーチの後、4人一組のグループで日本語面接、
通過者に英語の個人面接となりましした。
二次はアオザイ・チェック✔
ユニフォーム姿を連想させる身だしなみ(メイクとオールバックのタイトヘアー)を
してくるよう事前に案内があります。
写真を撮影され前後左右の姿をしっかりアオザイが似合うかどうかが確認されました。


カンボジア国際航空は身長・アームリーチ、さらには視力測定があったそうです。
コンタクトレンズ不可、つけまつげ(エクステンション)不可、
ノースリーブのインナー、ストッキング不可とのメールでの指示があったことからも、
スキンチェックはかなり厳しいと予想できました。
英語面接の後に日本語面接とのことで、どちらもオーソドックスな内容の質問で
特に日本語では会話しながら確認事項に答えるものだったとの報告を受けています。


「関西会場だからちょっと・・・」
「LCCだから・・・」
「新興エアラインだし・・・」
「後進国のエアラインなんて・・・」


こういうネガティブな面を置き去りにして、
経験がないからこそ挑戦とポジティブな面に注目をして臨まれた方々は
生き生き、はつらつとしていて採用担当者の目に留まったことでしょう。

近年、国内系では経験者採用や復帰が当たり前のようになりました。

そのようなことからもSkywardsとしては新規就航などのエアラインで
唯一無二の経験をなさるのも一つの手だと応援しています。

外資系エアラインは必要な時に必要な人数を採用

2019年はラグビーワールドカップ、2020年はオリンピック・パラリンピックと
ビックイベントが日本で行われます。
このことを踏まえ、しかるべき準備をしていきましょう。


Skywards


2018年12月27日木曜日

CAの飲酒問題

日本航空におけるCA(客室乗務員)による乗務中の飲酒は
6月にも問題化しており、当該の外国人は処分されています。

https://www.j-cast.com/2018/06/06330675.html


今回の飲酒が指摘・認定されたCAはこの前後で問題行為を起こしているのです。

https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1160107.html

入社23年。破綻も知っている・・・
同時期に在籍した人間からすると、本当に悔しい限りです。




副操縦士の件もあり、お客さまの目は厳しく業界が信頼回復に努めています。
社内規定が厳しくなる中でもこのようなことをするのは、
やはりアルコール依存症が疑われますし、
万引きがやめられないクレプトマニア(窃盗癖・窃盗症)のような
衝動のコントロール障がいがあるのかもしれません。

実際に、外資系でも日系他社でもクレプトマニアだと噂になっているCrewや
手荷物から機内の備品を持ち出しているCrewを見掛けたことがあります。
ギャンブル依存症、買い物依存症、性依存症。
どのエアラインもそうですが、毎日一緒に乗務しているわけではないので、
一見すると気がつかないことも多いです。
が、しかし、そういう人たちは身体的・精神的問題を抱えていたのだろうと思います。


人は底知れないさびしさや満たされない感情を埋めようとして
モノや人で「安心」を得ようとしてしまう。
それでも本当の安心は得られず、寂しさを埋め続けようと
エスカレートしていくのが依存です。


分母が大きい大企業ともなると一定数、
心身の不調を理由に休職している方もいらっしゃいます。
またその方たちのサポートをする側の役職者も、
苦しい立場であることを知っています。


不規則深夜勤務、時差、家には不在で出張続きの日々・・・
体内時計がおかしくなり生理が止まってしまうなどの不調に悩まされることも、
感情労働ですからときに心が折れることもあるでしょう。


人は底知れないさびしさや満たされない感情を埋めようとしてモノや人で
安心を得ようとするしてしまうんですよね、
それでも本当の安心は得られず、寂しさを埋め続けようと
エスカレートしていくのが依存です。




特殊な環境で働くには心身ともに健康でなければなりません。
お客さまを安全に目的地までお連れするという職務があるのだからこそ、
自ら離れる決断ができなかったのかと残念でなりません。




もし現役で悩んでいる方がいらっしゃったら、
利害関係のない第三者に語ってみたり
公的なカウンセリングを利用してみてはいかがでしょうか。
CA(Crew)という職種を卒業するのもまた一つの選択ですし、
その方にとっては新たな可能性だと思わずにはいられない出来事でした。