世の中が大きく変わるときは誰もが流れに取り残されないように
必死にもがきます。
それは社会人も学生も同じです。
残念ながらエアライン就活生の中には現状を十分に把握せず、
これまでと同じような内容の志望動機をしたためている方がいらっしゃいます。
それでは採用側に響きません。
なぜこのタイミングでこの企業なのか、なぜCAでなければならないのか。
エアライン系の採用試験では同じようなスーツや同じような内容を話す、
小ぎれいな学生が何千何万と応募してきくるわけで、
面接官は膨大な数の学生から採用する理由を探すのです。
面接は「明るく元気に演じる場」ですから相応の場数を踏んで練習しないと
素の自分では通用しないということに気づきましょう。
現状でも他業種から内定を得ている学生は
その企業を第一志望のように上手に演じています。
それはずるいのでもなんでもなくて、失敗から学びを得て改善して
経験を次の面接に今しているからに他なりません。
エアラインも同じこと。
「素」を演じた営業(乗務)が成果になるからです。
先輩方の志望動機をまねるのはESの段階ではよいのですが、
「なぜこの文章のここを触れられるのか」という、
最も重要な部分について考えることを怠っている人がいかに多いことか・・・
非常にもったいないと思います。
学生にとって就職活動はは人生で初めて一から考えなければならず、
ネット依存から手っ取り早く答えを求めてきたつけが回ってきた状態でしょう。
「人の役に立ちたい」のはどのビジネスでも当たり前のことです。
思考停止になっている方はもっと独自の想いを伝えましょう。
質問に対して無難な回答をしてしまうのは没個性、
自らの挑戦権を放棄しているとみなされます。
悩んでいる暇があったら考えましょう。
「なぜ」「どうして」が思いつかなければ話せないのですから、
考えて考えて考え思考の幅を広げるしかありません。
摺りガラスを通しぼんやりと見るではなく、
望遠鏡で遠くまでくっきりと近未来を見るのです。
問いに対して予備知識とそれらに基づいて思考したという自負が
自信を持った回答になりますし、採用側も素と演技が昇華して
一体化したレベルならば落しようがないのです。
専門学校推薦枠以外は誰も内定していないのですから
いまどれだけ準備できるかにかかっています。
このあとレッスンです。
今日はここまでにしましょう。
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